県議会の議案説明要旨 - 平成14年2月5日 - 「個性、交流、安心のふるさとづくり」を目指して

◎  「個性、交流、安心のふるさとづくり」を目指して

顧みますと、平成十年三月に知事に再任されて以来、軸足を常に県民の立場に置きながら、「世界に誇れる石川県」を目指して、その職務に邁進してまいったところであります。

この間、能登空港の整備や小松空港の機能拡充、金沢外環状道路、小松駅付近連続立体交差事業など高速交通基盤の整備、産業創出支援機構の設立を始めとする地域産業の基盤強化、金沢城公園や県立音楽堂といった文化の拠点づくりなどにつきまして、県議会並びに県民各位の格別のご協力・ご支援を賜り、着実な歩みを進めることができましたことを、ここに改めて心より感謝を申し上げる次第であります。

また、環境配慮型社会、高齢者福祉や子育て支援、子どもたちの健全育成、さらには地方分権の推進に向けた施策も、現在取組みを進めているところであります。

二十一世紀においても、だれもが安心して暮らせる活力に満ちた石川県を県民の皆様方とともに築いていくためには、これらの施策をさらに強力に推し進めるとともに、必要な行財政改革も果敢に実行し、石川県新長期構想の基本目標である「個性、交流、安心のふるさとづくり」の具現化を目指すことが肝要と考えております。

議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたします。

以上をもちまして、私の説明を終わりますが、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。  

 

以上

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