ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成11年6月16日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成11年6月16日 - 平成10年度の決算について
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最後に、平成十年度の決算は、先般財政のあらましの中で公表いたしましたが、実質収支九億円台後半の黒字で平成十一年度に引き継ぐことができる見込みです。財政調整基金など三基金につきましても、予定していた取り崩しを減額することができたことから、十年度末で約九百十五億円の残高となっております。
しかしながら、地方財政対策や経済対策などにより、地方債残高はその六割が財源措置されるものの、七千七百億円台と厳しい状況にあります。本県の財政指標は全国に比しても総じて健全とは考えておりますが、今後とも引き続き厳しい財政環境にさらされると予想されますので、地方分権時代にふさわしい地方税財源の見直しを地方六団体とともに強く国に要望するとともに、地方分権の進展をもにらんだ行財政改革の具体化を推進し、県財政の健全性の維持に十分留意していく所存であります。
議員各位の一層の御指導と御協力をお願いいたします。
以上をもちまして私の説明を終わりますが、何とぞ慎重御審議の上、適切なる御決議あらんことをお願いいたします。
以上
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