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平成27年度(第56回)石川県防災総合訓練を平成27年9月6日(日曜日)に内灘町において開催しました。当日は、91機関、約2,800人が参加しました。
今回の訓練では、主に以下のような訓練を実施しました。
(1)地震、土砂災害を想定した訓練
・緊急通行車両の通行ルート確保のための災害時放置車両移動訓練を実施
石川県は、運転者に対して車両の移動命令を行うほか、運転者が不在の場合は、日本自動車連盟石川支部及び石川県建設業協会の協力を得て、レッカー車を使用し、車両の移動を実施。
・土砂災害警戒区域等に含まれる住民を対象として避難指示に基づく避難訓練
土砂災害が想定される地区全てを対象に、住民の避難訓練を実施。
(2)災害時要配慮者を対象とした訓練の充実
・避難行動要支援者名簿を活用した避難訓練
西荒屋区において、昨年の県地域防災計画に盛り込まれた避難行動要支援者名簿を活用した避難訓練を実施。
今年度は、実際の名簿を活用し、自主防災組織及び民生委員が、名簿に掲載された要支援者の避難支援を実施。
・福祉避難所の開設・運営訓練
内灘町と看護協会が連携し、特別養護老人ホーム夕陽ヶ丘苑に福祉避難所を設置。
・外国人被災者に対応した訓練
石川県国際交流協会が、外国人被災者に対し多言語による災害情報発信を行う際の支援拠点となる「災害多言語支援センター」の開設・運営訓練を実施。
(3)その他の訓練
・消防、自衛隊による救出救助、日赤やDMAT等による医療救護活動訓練
・北陸地方整備局は、専門の職員チームを派遣し、被災状況の把握や情報の提供を実施
北陸地方整備局は、被災状況の把握や被災自治体の支援を行うため、土木、砂防などの専門職員チーム(TEC-FORCE)を派遣。
・海水浴客を対象に津波避難訓練
浸水が想定される内灘海岸で海水浴客を対象に津波避難訓練を実施。
・防災士を中心に自主防災組織が主体となった避難所運営訓練の実施
・石川県小型船安全協会による救援物資海上輸送訓練
陸上補給路が寸断されたとの想定で、プレジャーボートによる海上からの救援物資の輸送を北陸地方整備局と連携して実施。
・石川県行政書士会による災害時における規制除外車両届出、標章・証明書交付申請訓練
石川県行政書士会は、規制除外車両届出書の作成を支援。
道路管理者による災害時放置車両移動訓練
住民土砂災害避難訓練、避難行動要支援者避難訓練
福祉避難所開設・運営訓練
災害多言語支援センター開設・運営訓練
多重衝突事故救出訓練
海水浴客津波避難訓練
自主防災組織主体の避難所開設・運営訓練 |
救援物資海上輸送訓練
規制除外車両届出、標章・証明書交付申請訓練 |
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