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更新日:2013年1月10日

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薬注棟

   薬注棟の地下部には、凝集剤貯蔵槽、消毒剤貯蔵槽、中和剤貯蔵槽があり、それぞれの薬剤を各池に注入する注入ポンプがあります。
   鶴来浄水場で使われる凝集剤は、水道用ポリ塩化アルミニウム(PAC)です。注入量は原水の濁度と流入量から制御コンピュータが計算し、着水井に注入ポンプより自動注入します。
   消毒剤は、次亜塩素酸ナトリウム(NaCℓO-12%)です。最初に急速混和池に注入します。このことを、前塩注入といいます。次に沈でん池の流出部に注入します。このことを中塩注入といいます。最後に塩素混和池に注入します。このことを後塩注入といいます。この前塩、中塩及び後塩は、規定の塩素濃度になるように制御コンピュータが計算・制御し、注入ポンプにより自動注入します。
   中和剤は、苛性ソーダ(NaOH)です。pHの調整剤として着水井に注入することになっています。

 

PAC貯蔵槽

次亜塩素酸ナトリウム貯蔵槽

苛性ソーダ貯蔵槽

PAC注入ポンプ

次亜塩素酸ナトリウム注入ポンプ

苛性ソーダ注入ポンプ

各設備の説明

施設・設備名 機能

PAC貯蔵槽

(パックチョゾウソウ)

3槽 水道用ポリ塩化アルミニウム(PAC)を貯蔵。
形式:角形密閉槽、材質:本体SS41、内部ゴムライニング。
容量:36立方メートル×2槽、72立方メートル×1槽。

PAC注入ポンプ

(パックチュウニュウポンプ)

7台 注入量は制御コンピュータが原水の濁度と流入量から計算し、着水井に自動注入している。平均注入量は、約100L/H。
前PAC注入ポンプ:大2台、小2台。運転1台。
後PAC注入ポンプ:1系1台、2系1台、予備1台。


次亜塩貯蔵槽

(ジアエンチョゾウソウ)

3槽 水道用次亜塩素酸ナトリウム(NaCLO-12%)を貯蔵。
形式:円筒立形定置式、材質:本体FRP、内部硬質塩化ビニル板。
容量:20立方メートル×3槽。


次亜塩注入ポンプ

(ジアエンチュウニュウポンプ)

12台 注入量は制御コンピュータで規定の塩素濃度になるよう計算・制御し、自動注入している。平均注入量は、約50L/H。(前・中・後塩合計)
前塩注入ポンプ:1系2台、2系2台
中塩注入ポンプ:1系2台、2系2台
後塩注入ポンプ:1系2台、2系2台
各1台運転、1台待機。

苛性貯蔵槽

(カセイチョゾウソウ)

2槽 中和剤用苛性ソーダ(NaOH-20%)を貯蔵。
形式:屋内密閉形両面鏡、材質:本体ステンレス。
容量:18立方メートル×2槽。

苛性注入ポンプ

(カセイチュウニュウポンプ)

2台 pH調整剤として着水井に注入する。平成22年度は注入実績なし。

 

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お問い合わせ

所属課:土木部手取川水道事務所 

石川県白山市白山町336

電話番号:076-273-1305

ファクス番号:076-273-3630

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