手取川ダム

   手取川は、霊峰白山（標高2,702m）を水源とし、延長約72kmの加賀平野を流れる石川県最大の河川です。
  また、手取川ダムは、石川県、建設省（現国土交通省）及び電源開発株式会社・北陸電力株式会社の共同で建設した多目的ダムで、昭和55年3月に完成しました。
  この建設工事は主に電源開発が株式会社実施し、管理については主に国土交通省が行っています。

1. 水道用水    一日最大440,000立方メートルの水源を確保します。
2. 工業用水    一日最大  50,000立方メートルの水源を確保します。
3. 治水            ダム地点で洪水量毎秒2,400立方メートルのうち800立方メートルを調整します。
4. 発電            最大出力367千kW、年間発生電力量887,000千kW時の発電を行っています。

  

手取川の概要

1. 水源                    白山山系白山（標高2,702m）
2. 流域面積           809平方キロメートル
3. 幹線流路           延長72.0km
4. 流域内市町村  4市1町（小松市、白山市、能美市、野々市市、川北町）

手取川ダムの概要

1. 所在地             石川県白山市尾口
2. ダムの形式     ロックフィルダム（近くの山から土と岩石を運搬、盛り、つき固めた）
3. 堤高                  153m
4. 堤頂長              420m
5. 堤体積              10,050,000立方メートル
6. 貯水池湛水面積  約5平方キロメートル
7. 集水面積          約428平方キロメートル
8. 総貯水容量     231,000,000立方メートル

 

 

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