ツキノワグマ出没注意情報（令和5年10月9日発令）

ツキノワグマ出没注意情報の発令について

  令和5年10月9日早朝に、金沢市大乗寺丘陵公園内において、男性（80歳代） がウォーキング中にツキノワグマと遭遇し、人身事故が発生しました。

  このため、金沢市は現地周辺のパトロールを実施、周辺住民に注意喚起を行いました。

  秋は冬眠を目前にしたクマが、食べ物を求めて1年の中で最も活発に活動します。近年、人里近くでのクマの出没が多くみられており、こうしたクマによる本日のような不意の遭遇による被害が起きる可能性が高いと考えられます。

  人身被害を防止するため、「ツキノワグマ出没注意情報（PDF：112KB）」を発令します。

  県民の皆様には、以下のクマ出没に対する被害防除対策について徹底していただくよう、お願いいたします。

被害防止対策の徹底をお願いします。

 

• クマは、早朝、夕方及び夜間に活動が活発になりますので、山林近くでの早朝、夕方及び夜間の散歩やジョギングを控えてください。
•  キノコ採りや山仕事等で山林に入る場合には、2人以上で行動し、人の 存在をクマに気づかせるため、鈴やラジオを携行するほか、林道等では、 自動車から降りる際にクラクションを数回鳴らしてから降りる等、十分な安全対策を行ってください。
• もし、クマと出会ったら、大声を出さずクマの動きに注意しながら、 ゆっくりと後退してください。
• 出没した地域や、出没が想定される地域における捕獲の促進をお願いし ます。
• クマは、河川敷等の草むらに隠れて移動するため、集落に隣接する草む らの刈り払いを行うようにしてください。
• 不要なカキやクリなど果実は早めに摘み取る、ハチの巣を除去する、 ペットフードや生ゴミを放置しない等、クマの誘引物の除去を徹底してください。