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研究所設立20年の節目にあたり、調査研究の推進に貢献した協力者に感謝の意を表する金沢城調査研究所設立20周年記念式典や、金沢城シンポジウム・金沢城発掘展「モノで巡る金沢城」・金沢城スペシャルガイドツアーを開催したほか、『金沢城出土品図録』を刊行した。
調査研究の推進に貢献した協力者に感謝の意を表するため、金沢城調査研究所設立20周年記念式典を行った。あわせてシンポジウム「金沢城調査研究20年の歩みとこれから」を開催し、金沢城の特徴や魅力を広く県内外に発信した。当日は県内外から約260名の参加があった。
・期日:令和3年10月23日(土曜日)
・会場:石川県文教会館ホール(金沢市尾山町10-5)
・主催:石川県・石川県教育委員会
※シンポジウム:主題「金沢城調査研究20年の歩みとこれから」、対象:一般県民、全国の城郭愛好家及び研究者等
<記念式典>10月23日(土曜日)13時00分-13時30分
・式辞 石川県知事 谷本 正憲
・祝辞 石川県議会議長 向出 勉
・来賓紹介、祝電披露、感謝状贈呈、感謝状被贈呈者代表挨拶(北垣名誉所長)
※感謝状被贈呈者
(1)歴代所長:北垣聰一郎氏(城郭石垣)、木越隆三氏(近世史)
(2)金沢城調査研究委員会委員:平井聖氏(委員長:建築史)、吉岡康暢氏(考古)、飛田範夫氏(庭園史)
(3)調査協力者・機関:公益財団法人前田育徳会、公益財団法人成巽閣、横山隆昭氏
<シンポジウム>10月23日(土曜日)13時40分-17時00分
13時40分 開会 主催者挨拶 徳田 博(石川県教育委員会教育長)
13時45分-14時35分 基調講演 金沢城調査研究20年 木越 隆三(前石川県金沢城調査研究所長)
14時35分-15時25分 講演1 日本の近世城郭と金沢城 千田 嘉博(奈良大学教授)
15時25分-16時15分 講演2 城郭石垣からみた金沢城 北野 博司(東北芸術工科大学教授)
16時25分-17時00分 パネルディスカッション「金沢城調査研究20年の歩みとこれから」
17時00分 閉会
これまで進めてきた発掘調査によってわかった金沢城各所の変遷や特徴について、出土品・写真・絵図等で解説し、金沢城の魅力を発信した。
期間:令和3年10月9日(土曜日)-11月21日(日曜日)
会場:金沢城公園、河北門・鼠多門※展示解説パンフレット作成
※展示解説(10月9日・10月17日・10月24日・11月6日・11月13日。計5回。参加人数延べ89名)
所員や外部の専門家が、石垣・庭園・建造物をみるポイントを現地で解説することにより、金沢城ならではの特徴を一段掘り下げて伝えた。
期日:令和3年10月9日(土曜日)・29日(金曜日)・30日(土曜日)、11月5日(金曜日)・6日(土曜日)・19日(金曜日)・20日(土曜日)。全10回
コース:「石垣」「建造物」「庭園」
定員:1回20名程度※現地解説パンフレット作成(参加人数:延べ207名)
調査研究20年のとりまとめの一環として、これまで蓄積した出土品を新たな視点で検討し、その成果を広く一般に情報発信するため、『金沢城出土品図録』を作成した。
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