ホーム > 連絡先一覧 > 南加賀農林総合事務所 > 過去のトピックス > 平成29年度のトピックス
ここから本文です。
「ひゃくまん穀(ひゃくまんごく)」は石川県が育成した米の新品種で、大粒で食べごたえがあり、また、冷めてもおいしいといった特徴を持っています。稲刈りの時期はコシヒカリより遅い9月中下旬です。平成29年度から石川県内各地で本格的な栽培が開始されており、南加賀農林総合事務所管内でも60ヘクタールで作付けされています。
8月9日には、「ひゃくまん穀」の特性や栽培技術等に関する生産者の理解促進と、生産者間の情報共有を目的として、南加賀農業振興協議会(事務局:南加賀農林総合事務所農業振興部)の主催で生産者約30人参加のもと農業技術研修会を開催しました。
当日は、当事務所の担当者からの栽培管理の注意点の説明も交えながら移植栽培や直播栽培など、異なる方法で「ひゃくまん穀」を栽培している試験圃場5か所の生育状況を見て回りました。生産者からの栽培に対する質問や生産者相互での情報交換が活発に行われ、新品種に対する関心の高さがうかがえました。
今後、当事務所では「ひゃくまん穀」の今年度の収量や品質等のデータをとりまとめ、それに基づいて結果報告会や栽培講習会を開催する予定です。これにより、次年度以降の高品質でおいしい「ひゃくまん穀」の作付拡大を進めるとともに、栽培技術の向上や所得向上に繋げたいと考えています。
研修会の様子(能美市)
「ひゃくまん穀」の特徴については下記リンクもご参照ください。
石川県オリジナル米品種「ひゃくまん穀」
農業振興部では地域の農業者や関係機関のニーズを把握し現場に即した課題解決に取り組むため、農家から選出した普及指導協力委員や関係機関の職員による普及指導活動評価会を年2回開催しています。
8月17日に開催した普及指導活動中間評価会では、普及指導員と普及指導評価委員および管内JA・市町職員が水稲新品種「ひゃくまん穀」の調査ほ場、トマトの自然エネルギー活用技術実証ほ場、ナシ新品種「加賀しずく」の調査ほ場を現地巡回しました。
各現場では担当普及指導員がそれぞれの活動の進捗状況や今後の予定を説明し、それに対して活動内容に対する意見、助言をいただいています。
今回いただいた意見、助言は今後の普及指導活動に反映させ、農業振興に向けた取組を進めていきます。
水稲新品種「ひゃくまん穀」調査ほ場(小松市)
トマト自然エネルギー活用技術実証ほ場(小松市)
ナシ新品種「加賀しずく」調査ほ場(加賀市)
農村ボランティアとは「少子高齢化により人材確保が困難な県内中山間地域で集落・地区が行う活動の支援及びそれらの活動を通じ交流することにより、地域の維持・活性化を図る」ことを目的としています。
石川県では、農村でボランティアをしていただける方を「農村役立ち隊」、また、ボランティアを受け入れる集落を「受け入れ隊」として登録し、双方による協働活動を通じて、元気な里山里海づくりを推進しています。
日時:平成29年5月20日(土曜日) 9時~12時頃まで
実施地区:(加賀市)三谷活性化協議会
参加人数:全体約15名、農村ボランテイア8名
挨拶・作業説明 休憩時交流状況 作業状況
「農地・林地防災月間」の趣旨について
農地・農業用施設や林地・治山施設等の災害を未然に防止し、農林業の生産維持と経営の安定化を図ること及び、地域住民の人命と財産の安全確保に資することを目的に「農地・林地防災月間」を定め、県民の防災意識の啓発・高揚及び県土の保全を図ります。
日時:平成29年6月5日(月曜日)10時頃~15時頃まで
巡回場所:南加賀農林総合事務所、加賀農林事務所、管内各市町、管内主要な土地改良区・森林組合
知事メッセージ伝達式
・南加賀農林総合事務所 ・加賀市 ・能美市
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す