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農業振興部では、農業に従事する女性に対して、様々な活動支援を行っています。
平成30年6月、能美小松地区の若手女性農業者グループ(11人)が、有限会社たけもと農場(能美市牛島)を訪問し、トヨタのカイゼン方式の導入や、生産から加工販売まで行う農業6次産業化の取組状況について、経営に関する研修を行いました。グループ員の夫で代表取締役社長の竹本彰吾さんから、イタリア米の栽培やグラノーラの開発に取り組んだ経緯、経営改善のためにカイゼン方式をどのように活用しているか等について、説明していただきました。
また、研修後は、地元食材にこだわっているレストランで意見交換会を開催し、今後のグループ活動計画等について検討しました。
今後も引き続き、このような活動を企画運営することを通じて、次世代を担う若い女性農業者の自主的な取組がたくさん生まれ、ネットワークに発展するよう支援していきます。
竹本社長からの説明 研修会後の意見交換会
近年、米価が低下傾向にあり、水稲経営体においては、低コスト技術の導入や経営の複合化・多角化による収益向上が課題となっています。このため、加賀農業振興協議会と協力し、平成30年6月26日、JA加賀本店において、担い手農業者30数名を対象に、新技術に関する研修会を開催しました。
研修会では、県農林総合研究センターの研究員から「密苗・密植によるひゃくまん穀の低コスト栽培」と「エアリーフローラの水稲育苗ハウス利用型栽培」について試験成果が報告され、参加者からも活発に意見や質問が出されて、充実した研修会となりました。
また、当日参加できなかった農業者からも後日、研修会資料を求められるなど、加賀市内の水稲農業者の関心を広く呼び起こすことができました。
今後も、農業者の関心が高いテーマで研修会を開催し、地域農業の活性化につながるよう支援していきます。
研修会風景 エアリーフローラの水稲育苗栽培
平成30年7月豪雨では、西日本を中心に広範囲、かつ長時間にわたり大雨が続き、各地で甚大な被害が発生しました。
特に、農業用ため池については、決壊や一部損壊等により、ため池の下流家屋や公共施設等に対する被害が発生しました。
このため、農林水産省(国)から平成30年7月豪雨による被害状況の迅速な把握及び応急対策の実施並びに事前の防災・
減災対策に取り組むよう指導があり、農業用ため池の緊急点検を実施しました。
石川県の調査対象ため池:1,382箇所(下流に人家及び公共施設等のあるため池)
南加賀農林総合事務所管内の調査対象ため池:加賀市101箇所、小松市76箇所、能美市9箇所の計186箇所
加賀市(新川A池)
加賀市(越中谷堤)
加賀市(池の谷池中)
小松市(木場谷)
「農地・林地防災月間」の趣旨について
農地・農業用施設や林地・治山施設等の災害を未然に防止し、農林業の生産維持と経営の安定化を図ること及び、地域住民の人命と財産の安全確保に資することを目的に「農地・林地防災月間」を定め、県民の防災意識の啓発・高揚及び県土の保全を図ります。
日時 : 平成30年6月6日(水曜日)10時頃~15時頃まで
巡回場所 : 南加賀農林総合事務所、加賀農林事務所、管内各市町、管内主要な土地改良区・森林組合
知事メッセージ伝達式
石川県南加賀農林総合事務所 小 松 市 手取川宮竹用水土地改良区
農村ボランティアとは「少子高齢化により人材確保が困難な県内中山間地域で集落・地区が行う活動の支援及びそれらの活動を通じ交流することにより、地域の維持・活性化を図る」ことを目的としています。
石川県では、農村でボランティアをしていただける方を「農村役立ち隊」、また、ボランティアを受け入れる集落を「受け入れ隊」として登録し、双方による協働活動を通じて、元気な里山里海づくりを推進しています。
日時 : 平成30年5月19日(土曜日)9時~12時頃まで
実施地区 : (加賀市)三谷活性化協議会
参加人数 : 全体約15名、農村ボランティア7名
林道刈払状況 丘陵刈払状況 休憩時の交流の様子
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