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平成28年11月22日より管内の県営土地改良事業において整備された水路、約29.7キロメートルの機能診断調査を小松市、加賀市、加賀三湖土地改良区、小松東部土地改良区の職員とともに、実施しました。
この調査は平成20年度に基幹水利施設予防保全対策事業で実施された診断の継続調査にあたります。点検結果はおおむね前回調査と同じ判定であり、前回、劣化著しかった箇所について一部、事業により改修工事が実施されてきましたが、今回劣化が進行している箇所も見受けられました。この結果をとりまとめ、今後の水路補修計画に反映していく予定としております。
水路点検実施状況
能美市、小松市の地域特産物である「加賀丸いも」は強い粘りと丸い形が特徴で、そばや高級和菓子、焼酎等に幅広く利用されています。
「加賀丸いも」を生産する根上、能美、小松市の3JAの部会で組織する「南加賀地区丸いも生産協議会(以下、協議会)」は平成27年8月に「加賀丸いも」の地理的表示(GI)保護制度への登録申請を行い、平成28年9月7日にGI登録産品となりました。
農産品としては全国で17番目、石川県内では初めての登録となります。
加賀丸いもとGIマーク |
磯崎農林水産副大臣(左から2番目)からGI登録証が授与されました |
GI登録を受け、協議会では「加賀丸いも」のさらなるブランド力強化、生産拡大や生産者の所得向上を目指し、専門家や当事務所担当者も交えて新たな産地戦略の検討を進めています。
加賀丸いもの産地戦略検討会の様子 |
地理的表示(GI)保護制度は、地域で育まれた伝統と特性を有する農林水産物・食品等のうち、品質等の特性が産地と結びついている産品の名称を国が知的財産として保護する地域ブランド制度で、平成27年6月に施行されました。
石川県では「加賀丸いも」のほか、「能登志賀ころ柿」が平成28年10月にGI登録産品となっています。
詳細は農林水産省ホームページ内の「地理的表示(GI)保護制度」(外部リンク)をご参照ください。
山中小学校(平成28年11月21日) |
三谷小学校(平成28年11月22日) |
蓮代寺小学校(平成28年10月13日) |
蓮代寺小学校(平成28年11月25日) |
加賀市の山中小学校では5,6年生9人、三谷小学校では4年生が6人、小松市の蓮代寺小学校では全校生徒約120人が参加しました。
原木に開けられた穴に児童が形成菌と呼ばれるしいたけ菌を植えていきました。
蓮代寺小学校では実際の伐採現場の見学から原木の玉切り、運搬までの体験も行いました。
今回は、肉厚で有名な種菌(115)を使ったことから、児童は来年の収穫を待ちきれないという様子でした。また、一昨年植えたしいたけの収穫も行った学校では、児童が喜んだ様子で大きなしいたけをつみ取っていました。
今後も森林が人にもたらしている恩恵について伝える取り組みを行っていきます。
昨年度作成した、ため池決壊時に想定さえる浸水範囲や危険箇所などの災害情報と避難場所の位置を
記載した「ハザードマップ」を活用して
・自主防災本部の設置
・関係機関との連絡体制の確認
・ため池の水位、亀裂などの状況確認
・消防分団との連携による避難誘導訓練
と、小松市役所によるため池災害についての講習がありました。
自主防災本部の設置
関係機関への連絡
ため池の水位状況の確認
避難誘導訓練
消防分団による避難広報
小松市役所による講習
住民と行政が合同で行う訓練は初めてであり、出席者は地元住民約50名、行政機関約10名の計60名程度となり、訓練を通して防災意識の啓発・高揚を図ることができました。
小松は南加賀でため池の多い地域とされ、これからもハザードマップを活用した訓練を他地区でも実施していく必要があります。
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