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農業振興部及び津幡農林事務所では、農業の担い手育成、農畜産物の生産振興などに取り組んでいます。
次世代にむけた安定的な担い手を確保するため、担い手への農地集積を加速化し、企業的経営体と集落営農組織の育成・発展に向けた支援を行っています。
また、農業後継者の育成や新規就農者の営農定着の相談活動を行っています。
集落営農研修会
市町名 |
認定農業者[人] |
集落営農組織(うち法人)[組織] |
---|---|---|
金沢市 |
244 |
33 (13) |
かほく市 |
105 |
14 (10) |
津幡町 |
90 |
22(16) |
内灘町 |
30 |
1(0) |
計 |
477 |
70 (39) |
令和3年度末
主食用米については、「うまい・きれい石川米づくり運動」(コシヒカリでは玄米タンパク質含有率6.5%以下、整粒歩合80%以上、1等米比率90%以上を目指す)のもと、美味しく外観品質の良い米づくりを推進しています。
田面に作溝する(排水や通水が容易になる)「溝切機」の作業実演会の様子
県育成品種「ひゃくまん穀」「百万石乃白」の生産拡大に取り組んでいます。
県育成品種「ひゃくまん穀」の現地研修会
野菜
管内には県下の野菜園芸をリードする産地が多く、海岸地帯に広がる砂丘畑では、すいか、だいこん、さつまいもの大規模経営やトマト、きゅうり、メロンなど施設園芸の産地が形成され、平坦地帯では、ねぎやキャベツなどの野菜、中山間地では、金時草やほうれんそう、なすなどが産地化されており、伝統野菜である加賀野菜では、地域ブランドとして育成するため、生産拡大・品質向上などの取り組みを支援しています。
近年、すいかやさつまいも、トマト産地においては、スマート農業技術を活用した省力化、収益向上に向けて、農林総合研究センターなど関係機関と協力して、実証・普及に取り組んでいます。
単位:ha
項目 |
すいか |
さつまいも |
だいこん |
れんこん | きゅうり | とまと |
---|---|---|---|---|---|---|
作付面積 |
154.4 |
101.2 |
60.1 |
49.3 | 6.7 | 8.0 |
主な作付地 |
金沢市 河北潟干拓地 かほく市 |
金沢市 河北潟干拓地 かほく市 |
金沢市 かほく市 |
河北潟干拓地 金沢市 |
金沢市 |
金沢市 河北潟干拓地 |
(注)れんこんは共販面積、すいかは小玉すいかを含む (令和4年3月 県央農林総合事務所調べ)
すいかのハウス栽培
さつまいもの収穫
金沢市粟崎、下安原、打木地区では、砂丘地の特性を活かした、ストック、切り花葉ぼたん、フリージアなどの生産が増加しています。
また、水稲を中心とした集落営農組織においては、水稲育苗ハウスの有効活用と冬期の労力活用を目的に、切り花葉ぼたん、フリージアの導入を進めています。
単位:千本
項目 |
ストック |
切り花はぼたん |
フリージア |
---|---|---|---|
生産本数 |
543 |
268.1 |
66.3 |
(令和2年1月~令和3年12月産:県央農林総合事務所調べ)
切り花葉ぼたんの出荷
かほく市から金沢市にかけての砂丘地では、ぶどうが栽培され、水田地帯や丘陵地では、なし、りんご、かき等の栽培が盛んです。また、石川県が育成したなし「加賀しずく」、ぶどう「ルビーロマン」、りんご「秋星」の産地化を推進しています。
単位:ha
項目 |
ぶどう |
なし |
りんご |
かき |
---|---|---|---|---|
作付面積 |
61.1 |
40.3 |
14.5 |
18.0 |
主な作付地 |
かほく市 金沢市 河北潟干拓地 |
金沢市 河北潟干拓地 |
金沢市 |
かほく市 |
(令和4年3月 県央農林総合事務所調べ)
ルビーロマンの花穂の切り方を指導
加賀しずくの適正着果を指導
河北潟干拓地では、酪農が営まれ、生産される飲用牛乳は県内の約5割を占めています。この他、かほく市では養豚が、金沢市や津幡町では養鶏が営まれています。
河北潟干拓地では、大麦・大豆・水稲等の穀類や、すいか・こまつな・れんこん等の野菜、なし・ぶどう等の果樹、そして酪農が営まれており、特に、麦類・大豆では大型機械を利用した大規模な生産が、酪農では乳用牛の多頭飼育が行われています。こまつな、れんこんは新規就農者が徐々に増えており、販売額が年々増加しています。
お問い合わせ
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津幡農林事務所
929-0325 河北郡津幡町字加賀爪ヌ111-1
電話076-289-4158 FAX076-288-8256
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