Q  これから犬を飼いたいと思いますが、必要な手続きと日常注意することがあれば教えてください。

 登録と狂犬病予防注射をしてください。

1. 生後90日を超えた犬は、登録をしなければいけません。
   登録の手続きは市町または動物病院で行っています。登録は一回行えば犬が死亡するまで有効です。
2. 毎年1回犬に、狂犬病予防注射を受けさせてください。
   予防注射は毎年4月に市町が設ける注射会場で受けられる他、動物病院でも受けることができます。
3. 鑑札と注射済票は首輪につけてください。
   （万一、迷子になっても飼い主が判明します。）

 犬の健康に配慮しましょう。

1. 犬には適切な餌と水を与えましょう。
2. 犬に運動をさせるよう努めましょう。
3. 蚊の媒介で感染するフィラリアの予防、ジステンバーなどの感染症の予防について、動物病院に相談をしてください。

 犬による危害の防止に努めましょう。

1. 他人が見やすい場所に犬を飼っていることを表示してください。
   （登録の年に交付される犬マークのシールを貼ってください。）
2. 犬を散歩させる場合には、犬を制御できる人が、くさり等でつないで行い、犬を放してはいけません。
3. つないである犬が訪問者に危害を加えないよう、つなぐ場所とくさり等の長さに配慮しましょう。
4. 鳴き声などで迷惑をかけないよう、犬の社会化期（生後約20～90日齢）からしつけを始め、問題行動を最小限に抑えるようにしましょう。

 生活環境の保全に努めましょう。

1. 犬を飼っている場所を清潔にし、害虫と悪臭の発生予防に努めましょう。
2. 散歩の際の犬の糞は、飼い主が持ち帰ってください。

 犬を捨ててはいけません。

1. 飼えなくなった犬を捨ててはいけません。
   やむを得ず飼えなくなった場合には、他の人に譲るように努めましょう。
   
2. 繁殖を希望しない場合は、去勢・不妊手術を行うようにしましょう。