文化財保存修復工房整備工事
美術館広坂別館を、文化財の修復作業等を見学できる施設として整備するものです。大正11年に旧陸軍第九師団長官舎として建築された部分を残し、昭和37年以降に増築した部分を解体撤去して、新たな文化財保存修復工房として整備します。
完成イメージ
経緯
- 平成26年度 基本構想、実施設計
- 平成26年度~平成27年度 工事
- 平成28年4月 オープン
建物概要
- 増築部(修復工房)
- 構造・規模 RC造平屋建て 533.09平方メートル
- 主要室 修復室、写真室、見学スペース、保管庫、便所
- 耐震補強・改修部(旧広坂別館)
- 規模・構造 木造平屋建て 234.31平方メートル
- 主要室 ガイダンス室、多目的室、事務室
工事概要
- 既存一部解体 木造平屋建て 223.92平方メートル
- 既存部の耐震補強・改修
- 文化財保存修復工房の増築
-
バリアフリー改修(多目的トイレ、段差解消)
完成写真
- 外観(左:美術館広坂別館 右:文化財保存修復工房)