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250年以上の耐久性を備える建築物とするため、使用木材は一本一本吟味してあります。石川県では、木材の乾燥期間を十分確保するため、工事発注前に、事前に主要な木材を調達し、請負業者に支給しました。菱櫓等復元工事に使用される主要木材は次のとおりです。
名称 | 材種 | 長さ | 巾 | 厚さ | |
---|---|---|---|---|---|
通し柱 | 檜 | 46尺 | 1尺3寸 | 1尺1寸 | |
胴 | 檜葉 | 23尺 | 9寸5分 | 1尺7寸 | |
大梁 | 松丸太 | 24尺 | 2尺4寸 | 2尺4寸 | |
地棟木 | 松丸太 | 39尺 | 1尺8寸 | 1尺8寸 |
大径木架構であるため、一般の木造建築とは異なり、特殊な仕口・継手を用いています。一例として、柱を礎石に据え付ける部分を主に模型で紹介します。
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