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石川県が整備を進めてきた、国道304号清水谷バイパスが令和5年11月11日(土)に開通しました。
国道304号は、石川県金沢市と富山県南砺市を結ぶ県際道路として、かねてから、観光や経済、文化の面で県境を越えた広域交流を促進するとともに、住民の生活を支えてきた幹線道路です。
また、緊急輸送道路として北陸自動車道が通行止めとなった際の迂回路となるなど、県民の安全・安心を確保する上でも大変重要な役割を担っています。
これまでに、バイパス整備や道路の拡幅などを順次進めてきましたが、最後の未整備区間であった金沢市古屋谷町~清水谷町間の1.5kmについて、平成27年度より清水谷バイパスとして整備を進め、このたび、完成しました。
本バイパスの整備により、国道304号の全ての県内区間の整備が完了し、地域の安全・安心な交通が確保されるほか、東海北陸自動車道・福光ICへのアクセスも向上し、石川・富山両県をつなぐ交流基盤が強化されます。
また、沿線には金沢テクノパークや金沢森本インター工業団地もあり、物流の効率化が図られることで、本県産業の発展につながるものと考えています。