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令和6年8月21日(水曜日) 13時00分~
石川応援旅行割の再開についてお伺いしたいのですが、改めて実施期間を9月1日から11月末と決めた理由と再開への思いをお願いいたします。
まず文化観光スポーツ部長から報告させていただきます。
8月は、元々1年の中でも多くの人が移動する、旅行する時期にありますので、その8月という1ヶ月を使って、これまでの実績を総括してまいりました。知事からお話がありましたように、2次避難、受入れ宿泊施設を中心に、執行残額がありましたので、早速9月から再開をするというふうなことで、国との協議の結果、3ヶ月間という執行期間を頂戴いたしまして、その3ヶ月間で再び予算残額を使って割引を実施する、そういうことに至ったものであります。
観光割50%は割引ということでありますが、北陸新幹線開業効果を持続したいという本音もありますし、秋でありますので、旅行シーズンという意味で、ぜひご利用いただきたい。そんな思いです。
もう一点、奥能登地域を対象とした応援割について、改めて今後どのようにお考えかお願いします。
まず、文化観光スポーツ部長から報告してください。
何回か、この場でもご返事しておりますように、今、奥能登の宿泊事情といいますのは半分弱、約4割強の宿泊施設しか宿泊の再開をしていない。その宿泊を再開した施設でも、ほとんどの施設が一般のお客さんというよりかは、公費解体とか、瓦礫の運搬だとか、そういった支援者の宿泊施設に使われているということで、観光客をお迎えできる状況にはないと、そういうふうに我々も判断していますし、地元からも、そういったお声を頂戴しておりますので、そういった状況が一般観光客の方にシフトしていけるような状況が見定められれば、ご質問の、いわゆるもう少し割引の手厚い能登割、ここの実施に踏み込むということになろうかと思います。 今はその状況にないということは、ご理解いただきたいと思います。
そうは言っても、羽咋とか、いわゆる口能登と言ったらいいのでしょうか、今行ける能登、そして観光事業者は珠洲であろうと、輪島であろうと、穴水であろうと、能登町であろうと、やっぱり来て欲しいという場所もあるのですよね。そうなった場合に、宿泊はちょっと厳しいのですけれども、能登空港から入って、ちょっと周って、金沢でお泊りいただけるような、そういった今行ける能登というコースは、お示しは既にしております。宿泊が絡むと、どうしても今は事業者最優先でさせていただきたいということです。
自民党の総裁選について、正式に日程が決まりまして、現在10人ほどの名前が候補に挙がっています。一部の候補の石川県入りも予定されていますが、被災地復興を目指す知事として新総裁に期待したいことは何でしょう。
この機会に、候補者として正式に立候補されたら、必ず石川県の被災地をご覧いただきたいと思います。求めがあれば、私も説明をさせていただき、課題も、寧ろ要望申し上げたいと思っています。
旅行割につきまして、今奥能登地域の現状をお伺いしました。現状としては難しいということは、理解したんですけれども、能登に住んでいる方のお気持ちとしては、やはりその加賀と、自分たちの地域との格差が大きいというふうに感じるのではないかなと思いますが、こうした格差が生まれてしまう部分であるとか、後は今後の地域のさらに手厚い旅行割っていうものに対して、期間やメニューについて何かお考えがあれば教えてください。
おっしゃる通りであります。危機感は持っております。なので、今行ける能登というメニューで、能登の各地域の観光事業者の、これをぜひPRして欲しいということについては、県としても積極的に広報に努めます。また、やはり能登と考えたら、宿泊だけではなくて、いわゆるお土産等のクーポン、あるいは輪島塗とか、珠洲焼などの工芸品、またお酒とか、のとてまりとか、柿とか、こうした物産品、能登牛もそうですね。こうしたものを、やっぱりお土産に購入していただけるようなクーポンがあると、被災事業者、生業を支えることになりますので、そういった点に期待しております。
期間についてのお考えは。
まず年内はちょっと厳しいと思います。やっぱり事業者最優先ですので、したがって年明けの、適切なタイミングで半年ほどお願いしたいなと、これが本音です。
先ほど総裁選についてちょっとお話がございました。自民党のいわゆる政治と金を巡る問題もあった中で、総裁選に期待することというのをいただけますでしょうか。
まず我が国の政治、経済、外交、財政等、安定的な国政の運営を担っていただける、そういう指針をお示しし実行できる。つまり、今現在の政府与党は、自由民主党と公明党ですが、この連携をがっちりとスクラムを組んで、加えて、裏金問題がございました。法的に抜け穴があったとするならば、そうした法的な整備、これは岸田総理のもとで法改正もなされました。そういったことを実践していくということを確認しあえるリーダーが良いのではないかと私は思います。
知事も1党員として選挙権といいますか、投票する権利はあると思いますけど、望ましい候補ですとか、意中の候補者等いれば、教えてください。
望ましい候補はもう全員です。つまり、20人という。推薦人をクリアするということは大変な努力、労力、そして候補者本人のそれが第1関門です。それをクリアしたとするならば、その方々は誰であろうとも、私は素晴らしいと思います。そしてそれが、今、報道等で10名前後と言われている中で、誰が立候補可能なのかというところを、私も関心を持って、拝見したいと思います。加えて、その次の問題で、側聞するところ、普段よりも総裁選の準備期間を長く取ると聞いています。そして総裁選が始まれば、できれば私は全員揃って石川県に来て、この能登半島地震の現状と課題。そして、どう対応するのかという見通しを、私と論争してほしいなと思います。私も県民を代表して、今困っている被災者、被災事業者の思いを総裁選の候補者に聞いてみたいと思います。やはりそうした論戦を通じて、おのずと誰がふさわしいのかということが絞り込まれていくのではないかと。当然、私は今知事でありますので、能登半島地震の復旧復興が最優先課題ですが、正しく、外交、防衛、金融、財政、子育て支援、社会保障制度、安定的な持続可能性のある国家の運営ということについては、やはりどこに力点を置くのかということは全ての総裁候補者に自分の言葉で語っていただいて、つまり原稿を読まずに、そして候補者同士のクロストークも期待したいなと思っています。論戦に耐えられる候補者。このことは、実は私は立憲民主党の代表選にも期待しており、立憲民主党の代表選に、出られる方も揃って石川県に来ていただいて、私と論戦をしていただければありがたいと思っています。
国政の話が出ているので1点だけなんですけど、衆議院解散も噂されていて、任期はあと1年ぐらいあるんですけど、これ解散されると、政局になって、地震対応等で空白が生じないかという不安もあると思うんですね、能登の方には。改めて衆院選についていつであるべきか、前も一応お伺いしましたけど、改めて今のお考えをお願いします。
そのときの総理の最も重要なタイミングというのがあると思います。私はわかりません。それを判断するのが総理の責任であります。私ども地方自治体は、 その日程の指示に従って法律に従った選挙の準備をするに尽きるものであります。
選挙になれば震災対応で空白が生じないというふうに思っているんでしょうか。それは違うのでしょうか。
全く心配はしておりません。つまり、次の内閣、大臣が決まるまでは、現職の大臣が対応することになっております。したがいまして、岸田総理、林官房長官、また松村防災担当大臣と、私どもの関係は全く緩むことはありませんので、選挙があるからといって、震災対応に不都合が生じるものではありません。
公益通報の外部窓口設置に関して、改めてこの時期で設置した理由でありますとか、あとこの設置の意義について教えていただけますでしょうか。
総務部長に聞いてください。
元々資料にもございます通り、人事課内に内部の窓口というのを設置してございましたけれども、他県で今30都道府県の方で設置されているというような状況もございまして、そういった状況も踏まえて、石川県においても外部窓口を設置することで、より職員が通報しやすい環境を整えるということで、このタイミングで設置をさせていただきました。
委員会でもこういう御指摘ありましたよね。このタイミングでさせていただいたということです。
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