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更新日:2024年7月18日

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記者会見の要旨 - 令和6年7月18日 -

令和6年7月18日(木曜日) 14時00分~

会見資料(PDF:787KB)

知事

   事前にお配りしている報告案件に入る前に、一件、お知らせをいたします。石川県戦没者慰霊式についてですが、平成26年から「いしかわ総合スポーツセンター」のメインアリーナを会場として、7月下旬頃に開催してまいりました。ところが、メインアリーナは、地震の被災者の1.5次避難所として6月末まで利用され、現在、復旧作業を行っておりますので、当面利用できません。そこで、県としては、遺族会とも調整したうえで、今年度も、スポセンでの開催を考えております。開催時期については延期して、今後、スポセンが使用可能となりましたら、速やかに、戦没者慰霊式をスポセンで開催をいたします。このことをまず報告させていただきます。それでは、資料をご覧いただきながら今日は3点報告をいたします。

   まず、住まいの再建、相談体制の強化についてです。応急仮設住宅については、市町からの要望戸数全てについて、原則8月中の完成を目指しています。今後は、恒久的な住まいをどう確保するか、これが被災者にとって最大の関心事になると思っています。そこで、まずは、住まいの再建について相談したい方に丁寧に対応できるような体制を強化します。前々回の7月3日の会見で、「震災住宅相談ダイヤルいしかわ」の開設や、「夏の住宅相談会」の開催、「現地派遣相談」など、きめ細かな対応を行うと申し上げてまいりました。今回、さらに「工事業者が見つかりにくい」「工事業者を紹介して欲しい」という声も多いので、広く住宅の建替えや修理、これは応急修理も含みます。こういう申し出に対して、具体的に相談をお受けして、ご希望に応じて工事業者を手配する「住宅再建相談受付窓口」を、今月26日に新たに開設いたします。受付は、フリーダイヤルで9時から17時まで行います。ホームページでも常時受付します。県木造住宅協会・県建設業協会と連携しながら、進めてまいります。

   スライド2をご覧ください。住宅の応急修理とは、災害救助法に基づき、地震により準半壊以上の被害を受けた住宅に、今後も住み続けることを目的に、応急的な住宅の修理を行う制度です。この制度をご活用いただく際にも、工事業者が見つかりにくいとの課題があることから、この度、1 応急修理制度の完了期限を延長、2 お住まいの市町以外の工事業者に対する掛かり増し経費の補助制度を創設することといたしました。1 完了期限の延長については、応急修理制度を運用している県内全17市町を対象に、令和6年12月31日までとしていた完了期限を、令和7年12月31日まで1年延長します。2 掛かり増し経費の補助については、特に工事業者が見つかりにくい、金沢方面から遠方となる能登6市町を対象として、県木造住宅協会・県建設業協会の会員で、応急修理を行う「お住まいの市町以外の工事業者」に補助いたします。引き続き、被災者の皆さんが一日も早く、住まいを再建できるようにサポートしてまいります。

   スライド3、ご覧ください。旅行会社と連携した復興応援ツアーの実施です。このたび、阪急交通社より、被災地の早期復興に向けて、復興応援ツアーを実施したいとの申し出がありました。旅行会社と連携してのと里山空港を活用した復興応援ツアーを実施します。復興応援ツアーは、阪急交通社が7月24日から販売するものでありまして、9月から11月にかけて、1泊2日のツアーを実施します。旅行代金は一人39,900円を予定しております。その一部が被災地に寄付をされる予定です。現在、能登の宿泊施設の多くは被災しておりますし、支援者やボランティアの方が使用している施設も多ございます。したがって、今回の宿泊場所は能登ではなく金沢としております。のと里山空港に到着後、観光客を受入可能な能登の施設を巡り、金沢に泊まり、小松空港から出発する行程を予定しています。今回のツアーで巡る具体の施設は、青の洞窟や能登福幸丼を提供いただいている道の駅すずなりの仮設店舗、能登ワイン、コスモアイル羽咋、妙成寺、能登金剛遊覧船などを予定しています。今回のツアーについては、今後、被災地への観光誘客が本格化することも見据え、モニターツアーとしても活用いたします。今後、このツアーで把握した被災地・観光施設・観光客の声、これを県内外に情報発信していくとともに、のと里山空港を活用した「今行ける能登ツアー」など、具体のツアー造成を他の旅行会社にも働きかけてまいります。

   スライド4、ご覧ください。県森林公園の中に本年4月に開所したいしかわ動物愛護センターについて、5月14日~6月13日までの約1か月間、愛称を募集したところ、県内外から1,141件のご応募をいただきました。この多くの応募の中から、有識者の方々にもご意見をいただいて、今般、いしかわ動物愛護センターの愛称を「しっぽのかぞく」に決定しました。いしかわ動物愛護センターは、動物の保護や譲渡の推進、普及啓発などの活動の拠点として整備したものです。「しっぽのかぞく」という表現には、犬や猫が感情を表す「しっぽ」を犬や猫の象徴として表現し、同じ家族として大切にしていこうという想いが込められています。ひらがな表記で子どもでもわかりやすく、動物愛護センターに相応しい愛称であると考えています。また、7月20日土曜日には、今週末だよね。ドッグランの供用開始に合わせてグランドオープンイベントを開催いたします。ドッグランの見学会、また講演会やセンターのお仕事体験、バックヤード見学など、このセンターや動物愛護に楽しみながら興味を持っていただけるような、たくさんのプログラムを用意してあります。今後、このいしかわ動物愛護センター「しっぽのかぞく」が、本県の動物愛護活動の拠点として、多くの県民に親しんでいただき、愛される施設になることを期待しております。同じ公園内にある「屋内木育施設もりのひみつきち」も7月20日にオープンしますので、是非ご来場いただきたいと思います。

私からは以上であります。

 

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