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第四は、「成長する農林水産業と農山漁村づくり」についてであります。
企業等の新たな参入による多様な農業の担い手の確保につきましては、全国で初めてとなる「農業参入支援ファンド」の創設後、能登地域で農業法人の参入や規模拡大が相次いでいるほか、七尾市に植物工場の進出が決定するなど着実に成果が現れているところであります。本年度に入り、四月には、羽咋市滝町において、新たに参入した農業法人が営農を開始し、来年春には大規模な耕作放棄地が解消される見込みとなったほか、先月には、(株)ミスズライフが、穴水町において、ブナシメジの生産工場に隣接する耕作放棄地を活用して栽培したベビーリーフの出荷を開始したところであります。
今後とも、企業等による参入の促進に取り組むとともに、農林水産物のブランド化や製造業のノウハウを活かした生産の効率化により、足腰の強い農林水産業づくりに取り組んでまいります。
森林の保全につきましては、水源のかん養や山地災害の防止などその公益的機能を維持するため、平成十九年度に県民の皆様のご理解のもと、いしかわ森林環境税を導入し、手入れ不足人工林の整備や侵入竹林の除去、県民参加の森づくりの推進などを着実に進めてまいりました。本年度末で現行の課税期間が終了することから、有識者からなる「いしかわ森林環境基金評価委員会」において、これまでの取り組みの総合的な検証・評価をいただくとともに、今後の取り組みについて検討をいただくこととしております。
以上
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