議案説明要旨（平成26年第5回県議会定例会） - 平成26年11月28日 - 道路網の整備について

◎県政の諸課題の進捗状況について

4.道路網の整備について

道路網の整備につきましては、去る二十三日に内灘町千鳥台からかほく市白尾間が四車線供用した金沢能登連絡道路のほか、金沢外環状道路海側幹線や手取川における新たな架橋の整備に着手した加賀海浜産業道路など広域道路ネットワークの整備を、引き続き、推進することとしております。

本県産業を支える裾野の広い次世代産業として期待される炭素繊維分野の取り組みにつきましては、今月十二日及び十三日に、成形や加工などの川中産業が集積する北陸地域と、自動車や航空機などの川下産業が集積する東海地域の連携強化に向けたキックオフイベントを愛知県で開催いたしました。このイベントでは、東海・北陸地域の百九十社が一堂に会し、具体の技術やニーズに関する情報を交換したほか、金沢工業大学、名古屋大学及び岐阜大学が有する国内最先端の研究機関による連携協定が締結されたところであり、産学官の連携により、この分野における研究開発を大きく前進させる契機となることを期待しているところであります。今後とも、このイベントを足がかりとして、東海・北陸地域における炭素繊維複合材料の一大生産・加工地域となる「東海・北陸コンポジットハイウェイ」の形成を目指してまいる所存であります。    

 

 

以上

 

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