ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成24年第3回県議会定例会) - 平成24年9月11日 - > 議案説明要旨(平成24年第3回県議会定例会) - 平成24年9月11日 - 社会保障と税の一体改革について
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社会保障と税の一体改革につきましては、先月十日、関連法案が成立いたしました。国・地方を通じた厳しい財政状況の中、行財政改革の取り組みだけで急速な高齢化の進行に伴う社会保障関係経費の増加を賄うことは困難なことから、地方消費税を含む消費税率の引き上げは避けられないものであり、法案が成立したことについては評価するものであります。しかしながら、最低保障年金などの年金制度や後期高齢者医療制度など多くの課題で結論が先送りされるなど社会保障制度の改革が十分なされているとは言い難い状況にあります。今後、国と一体となって社会保障サービスを提供している我々地方の意見を適切に反映し、社会保障制度の改革を実現するとともに、一体改革に対して国民の理解を得るための真摯な努力が必要と考えており、県といたしましては、引き続き、その動向を注視していかなければならないと考えているところであります。
以上をもちまして、私の説明を終わりますが、議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたしますとともに、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。
以上
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