県議会の議案説明要旨 - 平成21年6月15日 - 平成21年度決算について

◎  平成21年度決算について

最後に、平成二十年度の決算についてであります。

経済情勢の急激な悪化により、県税収入が当初予算計上額を大幅に割り込む厳しい状況の中、減収補てん債の発行による歳入の確保や歳出の節減努力などにより、財政調整基金及び減債基金については、その取り崩し額を圧縮したものの、なお、四十五億円の取り崩しを余儀なくされました。また、県債については、新規発行の抑制などにより、臨時財政対策債と能登半島地震復興基金に係る転貸債を除く年度末残高では、六年連続で前年度を下回る水準に抑制したところであります。

現下の厳しい経済情勢を考慮すれば、今後の財政運営は更に厳しさを増すものと考えており、今後とも、職員数の削減をはじめとした行財政改革の取り組みを着実に進め、持続可能で強固な行財政基盤の確立に努めていく所存であります。

議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたします。

以上をもちまして、私の説明を終わりますが、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。

以上

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