ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成21年6月15日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成21年6月15日 - 1 社会資本の整備促進による内需拡大について
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はじめに、社会資本の整備促進による内需拡大についてであります。
当初予算においては、十二年ぶりに単独事業を大幅に拡充するなど、公共投資の事業量を最大限確保し、内需拡大を図ることとしたところであり、現在、上半期での八割を超える発注を目指し、全庁挙げて早期執行に取り組んでおります。
今回の補正予算においても、補助・直轄事業を大幅に追加すると同時に、単独事業を更に追加し、より一層の内需拡大を図ることといたしました。
まず、補助・直轄事業としては、北陸新幹線建設に過去最大の四百億円を超える事業費が追加配分されたことを受け、これに係る県負担分を計上し、金沢・白山総合車両基地間の高架橋工事などの促進を図ると同時に、五年後の金沢開業を見据え、県内の広域交流ネットワークの整備を促進するため、道路事業を大幅に追加補正し、幹線道路のバイパス整備や改良工事、橋梁の長寿命化工事などを前倒して実施することといたしました。
また、災害防止対策を強化するため、河川改修や砂防・治山事業の進捗を図ると同時に、地域産業の活性化を図るため、造林事業や林道整備、港湾・漁港整備を促進いたします。
単独事業としては、県民の皆様が広く利用する公共施設を中心に、その利便性の向上を図るため、老朽化した施設の改修や設備の更新を実施すると同時に、これに合わせ、より省エネ効果の高い設備等を積極的に導入し、環境負荷の軽減を図ってまいります。
また、県立学校の校舎や体育館の耐震化工事を前倒しするとともに、特別支援学校のリフト付きスクールバスを増設し、児童生徒の安全・安心の確保を図ります。
さらに、県単独の道路整備として、道路の快適で安全な走行を確保するため、カーブの見通しを良くする線形改良をはじめ、既存の道路敷地を活用した右折レーンや待避所の整備などを促進することといたしました。
また、国の補助金を活用し、新たに「森林整備・林業活性化基金」を造成すると同時に、この基金の一部を取り崩し、間伐作業に欠かせない路網の整備や公社営林等の保育間伐の促進を図ってまいります。
以上
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