ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成21年6月15日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成21年6月15日 - 4 新型インフルエンザ対策について
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次は、新型インフルエンザ対策についてであります。
今般の新型インフルエンザにつきましては、先月十六日に神戸市で感染者が確認されて以来、国内で急速に感染が拡大し、その後、新規患者の発生は減少しておりますが、依然として全国的な拡がりを続けております。今回のウイルスの性質については、季節性のインフルエンザと類似する点が多いとされておりますが、侮ることなく、冷静かつ慎重に対処していく必要があるものと考えております。
本県では、四月二十八日に「新型インフルエンザ対策本部」を立ち上げ、危機管理の観点から、県民の皆様への感染予防策等に関する情報提供をはじめ、学校関係者等を対象とした感染予防講習会の開催、発熱相談センターや発熱外来の設置、抗インフルエンザウイルス薬の早期備蓄など、必要な対策を着実に進めてきたところであります。
さらに、今回の補正予算においては、感染の疑いのある患者やその接触者について、保健所職員が訪問調査する際に着用する防護服の確保をはじめ、ウイルスの判定検査に必要な遺伝子増幅装置の増設、試薬類や消毒薬の確保等に必要な予算を計上しております。
今後とも、感染防止対策の徹底に努めるとともに、県内での感染者の発生も視野に入れ、国や市町、関係機関との緊密な連携を図り、適時適切な対応に万全を期してまいります。
以上
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