ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成15年9月18日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成15年9月18日 - 「能登空港」と「小松空港」について
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去る七月七日、七夕の日に開港した能登空港につきましては、全国初の搭乗率保証方式により実現した羽田複数便の就航や空港ターミナルビルと奥能登行政センターとの合築、隣接地への日本航空学園の誘致など、単に空港の建設だけにとどまらず、「空港を核としたまちづくり」を進めるという前例にとらわれない取り組みと、県と地元、官と民とが一体となった推進体制が全国的に高い評価を受けているところであります。開港後の搭乗率は高い水準で推移しておりますが、本格的な秋の旅行シーズン、さらには需要の落ち込みが懸念される冬季に向け、気を緩めることなく、観光施策と連携した空港の利用促進策に取り組んでいく所存であります。
小松空港についてであります。航空業界に大きな影響を与えたSARS(重症急性呼吸器症候群)の沈静化により、旅客需要も徐々に回復に向かっているところであり、新たな国際路線の開設に向けた取り組みとして、年度当初からスタートを予定していた小松・上海間のチャーター便について、来月中旬から運航を開始することといたしました。年度内の運行回数については旅行会社等とも協議し、できる限りの便数を確保していきたいと考えております。
また、今回、いわば風評被害ともいえる状況で利用率が低迷している小松・ソウル便につきましても、七月末に実施した需要回復キャンペーンに続き、テレビ、ラジオ等による広報や韓国人観光客へのPR活動など第二段のキャンペーンを実施し、安定的な需要確保に向け積極的に取り組んでいくこととしております。
以上
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