ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成13年2月27日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成13年2月27日 - 5 次代を担うひとづくり
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次は、二十一世紀を担う子どもたちのための施策についてであります。
自然に親しみ、思いやりの気持ちを持ってすくすくと育つ環境づくりのため策定いたしました「いしかわ子どもすくすくプラン」に基づき、「どろんこプレイパーク」の全県下への拡大を図るほか、本年度から実施した県内の中学二年生が職場・社会体験を行う「わく・ワーク体験」につきましても、多数の方々から大変高い評価を得ており、引き続き事業を推進することとしております。
さらに、埋蔵文化財センターにおいて整備を進めております体験施設につきましては、名称を「古代体験ひろば」とし、体験工房や復元住居により古代の暮らしに触れることができるよう、本年のゴールデンウイークに開設することとしております。
また、本県におきましては、個性を伸ばし、多様な選択ができる教育の推進について、家庭、地域と連携し取り組んでおります。今後、国際化や情報化、少子化等の一層の進展が予想されることから、二十一世紀石川の学校教育推進会議等において幅広いご意見をいただきながら、障害のある子どもたちの教育を始め、一人ひとりの子どもたちが夢と希望を抱き、安心して学べる学校教育のあり方について検討し、新たに「石川の学校教育振興ビジョン(仮称)」を策定することといたしました。さらに、地域に開かれた学校づくりを目指し、全県立学校に学校評議員を設置することとしております。また、県立学校が地域や学科の特色、生徒の実態などを十分踏まえ、それぞれの課題に対応した創意工夫による主体的な教育活動等を展開できるよう必要な予算を重点配分し、活力にあふれた特色ある学校づくりを推進することといたしました。
次に、高等学校の再編整備につきましては、関係する学校において順調に進められているところであり、また、ゆとりある教育環境の確立を目指し検討を進めてまいりました連携型中高一貫教育につきましては、本年四月から富来・門前地域において本格導入することといたしました。
なお、新年度より小・中学校において、児童生徒の基礎学力の向上やきめ細やかな指導を行うため、一部の教科において少人数授業を実施することといたしました。これにより児童生徒一人ひとりの個に応じた教育を展開できるものと考えております。
少年非行の防止対策としましては、昨年秋より実施している非行防止教室を拡大するとともに、昨年十月に設置した生徒指導サポーターと担当指導主事の連携による生徒指導に対する支援体制をさらに充実強化することとしております。 また、不登校生徒の学校復帰支援として、来年度新たに七尾城北高等学校に七尾以北の不登校の高校生を対象としたやすらぎ教室を開設することとしております。
また、青少年の健全育成については、有害環境の排除に関し、より効果的なものとするため、有害図書等の包括指定方式の導入など青少年健全育成条例を改正するとともに、罰則の強化のあり方についても専門的検討をしていきたいと考えております。
また、平成十四年に開催する「第十四回全国生涯学習フェスティバル」に向け、実行委員会を設置し諸準備を進めることとしており、環境、ふるさと教育、IT等をキーワードに、本県の特色を全国にアピールしていきたいと考えております。
以上
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