ホーム > 連絡先一覧 > 企画振興部 交通総合対策監室(交通政策課) > 石川県×講談社 イラスト・エッセイコンテスト「いしかわデイズ」入賞作品の決定について
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令和5年春の北陸新幹線県内全線開業に向けた気運の醸成を図るため、講談社との連携により実施したイラスト・エッセイコンテスト「いしかわデイズ」(募集期間:令和元年7月1日~10月31日)の入賞作品が決定しましたので、お知らせします。
179点(イラスト部門:79点、エッセイ・小説部門:100点)
講談社と石川県ゆかりの特別審査員が選考
特別審査員(敬称略)
イラスト部門 宮下英樹(七尾市出身の漫画家。累計1,000万部に迫る歴史漫画『センゴク』を連載中。)
エッセイ・小説部門 唯川恵(金沢市出身の小説家。2001年直木賞受賞。)
イラスト部門、エッセイ・小説部門でそれぞれ最優秀賞1点、優秀賞3点、審査員特別賞1点、合計10点の入賞作品を決定しました。
<講評>
強烈に背を押されるでもなく「自然と行きたくなる求引力」を感じます。さらっとした世界観は誰にでも受け入れやすいと思います。(特別審査員 宮下英樹)
透明感がありながらも、キャッチーで目をひきます。絵の隅々までしばらく見入ってしまうような力が絵に宿っています。モチーフの組み合わせ方が特に秀逸です。(講談社)
<公表>
魚のみならずメルクマール的建物もあって「のとじま」とわかるのがいいです。実際動いてるかのような魚群も素晴らしい。(特別審査員 宮下英樹)
<講評>
「旅の前の期待感」でも「旅の最中の臨場感」でもなく「旅の後の多幸感」を描くのは面白いモチーフ(作者の意図が「旅の前」だったらすみません)。良いコピーがついたらさらに良くなるかもしれない。(特別審査員 宮下英樹)
<講評>
おもちゃ箱をひっくり返したら友禅の道を利家公が疾駆する。強烈な石川推しを感じます。(特別審査員 宮下英樹)
<講評>
現実世界を幻想世界にするイラストの特性が出てます。「行きたくなる絵」は好きです。(特別審査員 宮下英樹)
<講評>
ひとり旅の醍醐味、石川県の魅力、そしてプライベートな部分が、センス良く描かれた秀作。私も旅に出たくなりました。(特別審査員 唯川恵)
「街」のことと「私」のことを立体的に組み上げた傑作でした。10年という時間の経過が主人公の成長と街の発展を同期させ、誰にでも心当たりがあるような、懐かしくあたたかいエッセイとなっていました。読みやすい文体も作品に合っており、満場一致での受賞となりました。おめでとうございます。(講談社)
<講評>
二人の掛け合いを見ているうちに自然と金沢の魅力を知ることができ、ラストもきれいでした。描きすぎていないところも、実際に行って自分の目で見てみたい気持ちにさせられる作品でした!(講談社)
<講評>
旅行の魅力は、現在だけでなく、その地の歴史にも思いをはせることができるという前提が素晴らしいです。構成もうまく、著者が持つ土地と人々への愛情が伝わってくる点も高評価につながりました。(講談社)
<講評>
魅力的な導入から最後まで一気に読ませる筆力は見事。短編ミステリーとして良くできており、「お銀と小金」の挿話が物語に無理なく重ねられているところも巧さを感じ、完成度の高い作品でした。(講談社)
<講評>
子供で居られなくなること、大人(=親)になることを、物々交換を通して象徴的に物語に落とし込まれた点が見事でした。現代を舞台にした幻想小説という高いハードルをクリアし、吟味された言葉で語られる物語は読み手の記憶に強く残ります。土地に憑依して書かれたような文体を推す声も多く、本作に特別賞を贈ります。(講談社)
北陸新幹線県内全線開業に向けた気運の醸成を図るため、最優秀賞に選定された2点を活用したPR広告を作成し、今後、講談社の雑誌誌面に掲載します。
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