ホーム > 農林水産部ブランド戦略課 > トキ放鳥を契機としたコメのブランド化
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早ければ令和8年度となる能登地域でのトキ放鳥に向けて、トキの餌となるドジョウやカエルなどの生き物が生息しやすい環境の整備を進めています。
しかし、この取組は、農薬や化学肥料の低減による米の収穫量減少や、除草などの農作業の増加など、生産者の負担が大きいため、生産される米をブランド化し、所得の確保を図る必要があります。
このため、生産者や消費者、マーケティングの専門家などで構成する検討会を設置し、ブランド化の検討を行いました。
日時:令和5年11月2日(木曜日)13時30分 ~ 15時30分
場所:石川県庁801会議室
・ブランド化には時間がかかるので、生産者が継続して取り組める息の長い支援が必要
・全国にたくさんあるブランド米との差別化が必要
・安心安全で生産者の顔が見える取組とするべき
・認証制度の創設や栽培基準の統一が必要
・生産した米を企業等の食堂で使用してもらうなど、販売先を工夫・検討していくべき
・年々消費量が減少する米の消費量をまずは増やすべき
第1回検討会での委員からの意見や、今後、県内外の消費者を対象に実施する市場調査の結果も踏まえ、年度内にも第2回検討会を開催する予定です。
石川県の能登地域は本州最後のトキの生息地であり、トキ放鳥の候補地に選定されています。早ければ令和8年となる放鳥に向けてトキの餌場の確保のため、自然環境保全に向けた様々な取組を進めるとともに、放鳥候補地で生産されたお米のブランド化を図ることとしております。
お米のブランド化に向けて消費者のニーズを調査するためグループインタビューを開催しますので、以下条件に合致する首都圏にお住まいの方は是非ご参加・ご協力の程よろしくお願いいたします。
<募集する方の条件>
性別:女性
年代:60~70代
お住まい:首都圏
その他条件:
次に当てはまる方は対象外としています。
・お米の生産流通に関わる環境にある方
(農業関係の仕事をしている、市場関係に勤務しているなど)
・広告代理店など調査関連会社に勤務経験がある方
・過去6カ月以内にグループインタビューに協力したことがある方
<グループインタビュー概要>
場所:JR上野駅付近の貸会議室(詳細は申し込みへの返信でお伝えします。)
日時:7月20日(土曜日) 30~50代の方 10時~12時
60~70代の方 13時30分~15時30分
インタビューの方法:司会者の進行に従って、6人程度のグループで米に関して購買・消費行動、不満等をテーマに話し合っていただきます。ニーズ調査分析のため、話合いの様子を録画させていただきます(個人情報の取り扱いには十分留意し、分析以外の用途では使用いたしません)。
募集人数:30~50代、60~70代 残り5名程度
謝礼:石川県能登地区のお米(農薬・化学肥料の使用5割削減) 2kgを進呈いたします。
<参加申し込み方法>
以下URLからご参加申込みのフォームに沿ってご記入、ご送信ください。
石川県ブランド戦略課からの会場情報の連絡(7月10日(水曜日)まで予定)への返信(お電話の場合は通話)をもってグループインタビューへのご参加受付とさせていただきます。