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史跡名勝天然記念物(天然記念物)
貝類化石137種類 5,397点
珠洲市蛸島町1-2-563
珠洲市立珠洲焼資料館
珠洲市
「平床貝層」は、能登半島北東端の珠洲市平床台地一帯に発達する、新生代第四紀更新世後期「平床期」(約15~7万年前)の貝類化石包含層であり、我が国屈指の模式的海成段丘に分布する。
この「平床貝層」については、貝類化石を含む地層の地形学的・地質学的資料及び貝類化石の古生物学的資料として全国的に極めて貴重であることから、平成3年に県指定天然記念物に指定され、その後、貝類化石の詳細な生態及び堆積環境の解析等の研究がなされ、平成14年に一連の研究成果が公表された。
研究対象となった「平床貝層」産出化石のうち、二枚貝・巻貝・角貝の貝類計137種類5,397点については、いずれも古海棲動物相・古地勢環境・古気候等の変遷の教育・研究上の資料として、全国的にみて、極めて貴重であり、文化財的価値は高いため、天然記念物に指定し、その保存を図ることが必要である。
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