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金沢城に関連する城絵図、城下絵図等の絵図資料の写真撮影とデジタル化を進め、金沢城調査研究の基礎資料として、また情報発信のデータバンクとして幅広く活用するため、平成14年度から継続的に資料の整理収集を行っている。17年度は以下の事業を行った。
二ノ丸、三ノ丸等の金沢城部分図、城下町図等約100点について、大型フィルムでの写真撮影または既存フィルムの複製等を行った。
収集したフィルムは、順次デジタル画像への変換を進めている。データは微細は文字情報を判読できる解像度を確保した高精細画像データとし、画面上で実物の原寸大以上に拡大表示できる。本年度は、フィルム172点のデジタル化を完了した。
普請作事等に関連する文献資料の解読原稿をテキスト入力した。併せて『三壷聞書』(目録~巻之八)のテキストデータ化を行った。
金沢城内の発掘調査で出土した遺物実測トレース図1,000点及び調査区測量図50点について、スキャニング作業を行った。
デジタル化した絵図写真、埋蔵文化財図面、石垣図面等については、データベースに登録し、調査室内のデータベース端末からの閲覧・検索に対応している。
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