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国の次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の「仕事と生活の調和(働きやすい職場づくり)」を図るための雇用環境の整備等について企業が定める計画のことで、「計画期間」、「目標」、「対策の内容及びその実施時期」の3つを定めることとなっています。
石川県では、企業における「仕事と生活の調和(働きやすい職場づくり)」をさらに推進するため、「いしかわ子ども総合条例」により、県独自に、一般事業主行動計画の策定・届出、公表・周知の対象を従業員21人以上の企業にまで拡大しています。
※「従業員」には、以下のいずれかに該当する方が含まれます。
少子化の進行により人手不足が深刻化し、また、企業間競争が一層激化する中で、企業が自社の優位性や競争力を維持・発展させていくためには、優秀な人材の確保・定着や、従業員の労働意欲・生産性の向上など、人材活用の充実・強化が不可欠となっています。
このため、多様化する従業員の個々の事情(子育てや親の介護など)に合った職場環境を自社の実情に合った形でいかに整備していくかが、経営の大きな課題となっています。
仕事と生活が両立しやすい職場環境を整備することは、企業にとって負担となるように感じられるかもしれませんが、従業員のやる気と働きがいにつながり、優秀な人材の確保・定着、愛社精神の向上といった、経営に大きなプラス効果をもたらし、他社との差別化・優位性を高めることができます。他にも、生産性・企業イメージが向上したり、助成金の受給や表彰・認定の要件の1つを達成することなどにもつながります。
一般事業主行動計画を策定・届出・公表し、実践することによって、自社の実情に合わせて、「できること」から、一歩でも二歩でも取組を進めていくことが大切です。
仕事と生活の調和(働きやすい職場づくり)とは、「一人一人がやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活においても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じた働き方と生き方が選択・実現でき、経営力強化につながるもの」です。
企業の実情に応じ、「2~5年間」で設定することが望ましいです。
※計画期間が満了する時は、行動計画を更新し、再度、届出する必要があります。
設定する目標には、以下のような分野があります。(従業員の方のニーズを踏まえつつ、現状より少しでも職場環境を良くするものとしましょう。)
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目標を達成するための取組内容と実施時期を具体的に記述してください。(自社の実情に合った実現可能なものとしましょう。)
行動計画を策定したら、所定の様式に記入して、石川労働局雇用環境・均等室に届出してください。郵送・持参・電子申請のいずれも可能です。併せて、県への登録や自社ホームページでの公開などにより公表し、従業員に周知してください。
一般事業主行動計画を実際に策定・届出・公表していただくための手引きがございますで、ご参考になさってください。
石川労働局雇用環境・均等室
〒920-0024 金沢市西念3丁目4番1号 金沢駅西合同庁舎6階 電話番号:076-265-4429
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