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平成14年11月に完成した県庁舎は、高さ約100m、19階建ての行政庁舎(ぎょうせいちょうしゃ)を中心に、4階建ての議会庁舎(ぎかいちょうしゃ)、8階建ての警察本部庁舎(けいさつほんぶちょうしゃ)からなり、「人にやさしい」「環境(かんきょう)にやさしい」「災害(さいがい)に強い」の3つのコンセプトをもとにつくられました。
外観(がいかん)は町屋(まちや)の繊細(せんさい)な縦格子(たてごうし)をモチーフに、内部(ないぶ)には伝統工芸(でんとうこうげい)や県産材(けんさんざい)を活用(かつよう)し、「石川らしさ」を表現(ひょうげん)しています。
バリアフリーを徹底(てってい)し、お年寄(としよ)りや障害者(しょうがいしゃ)の方にも安心してご利用いただけます。
省資源(しょうしげん)・省エネルギーを徹底(てってい)し、環境(かんきょう)に十分(じゅうぶん)配慮(はいりょ)しています。
災害対策に適(てき)した機能(きのう)・構造(こうぞう)になっています。
明治4年(1871年)7月に行われた廃藩置県(はいはんちけん)(全国の藩(はん)をなくして、県をおいたこと)で、金沢県、大聖寺(だいしょうじ)県、七尾(ななお)県がおかれましたが、大聖寺(だいしょうじ)県はすぐになくなって、加賀(かが)のほとんどが金沢県となり、県庁(けんちょう)が金沢におかれました。 その後、県の範囲(はんい)は何回か変わり、現在(げんざい)の石川県は、明治16年(1883年)にできました。
このあいだ明治5年2月から6年1月まで、県庁が石川郡美川町(いしかわぐんみかわまち)に移(うつ)りましたが、このときに県名を石川県と改めました。石川県という地名はこの「石川郡(ぐん)」からとったといわれています。
参考資料:こども石川県史
事はじめ・物はじめ編(昭和48年3月20日石川県発行)
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