主な事業 - 金沢港ライトアップ整備

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 令和2年7月3日（金曜日）に金沢港ライトアップ点灯式典を開催しました。

  金沢港夜間景観創出事業

事業の概要

これまで夜の金沢港は、保安や荷役作業に必要な最小限の照明しかありませんでしたが、クレーンや船舶等の港特有の施設や金沢港大橋などをライトアップすることで、昼間のクルーズターミナルを核とした賑わいに加え、夜の新しい魅力を創出することとしました。

金沢港のライトアップは日本初となる港内全体を照らすものであり3つの特徴があります。1点目として、掘込港湾という特徴を活かして対岸の五郎島から水産、無量寺、戸水、御供田の各ふ頭、ガントリークレーン、金沢港大橋にかけて港内を包み込むように石川らしい「加賀五彩」で照らし、幻想的な夜間景観を創出します。加賀五彩とは、主に加賀友禅で用いられる臙脂・藍・黄土・草・古代紫の伝統的な色です。2点目は、クルーズターミナル前広場において、音楽とともに「風に揺らめく水面」など、加賀五彩の色ごとに動きのある模様を演出します。3点目は核となるクルーズターミナルは、建物の特徴である屋根の波の形を強調するほか、ガラス張りの建物を内部から照らすことにより際立たせ、夜のランドマークを創出していきます。

 

 【ターミナル前広場の演出】 加賀五彩の色ごとに違う模様を表現

古代紫／友禅流し	燕脂／手毬	藍／波	草／千鳥	黄土／水玉