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当センター、健康・食品安全科学部の倉本早苗副部長が地方衛生研究所全国協議会会長表彰を受賞しました。
この賞は、地方衛生研究所に勤務する職員であって、他の模範となる優れた業績を上げた者について、その功績をたたえ、表彰するものです。
倉本副部長は、平成12年4月に当センターに配属されて以降、主に感染症分野の試験検査・調査研究に精力的に取り組み、石川県における感染症対策の向上に貢献したことが評価されました。
12月20日にWebにて開催された第72回地方衛生研究所全国協議会総会において表彰式が行われ、吉村 和久会長より祝辞がありました。
総会で祝辞をいただきました |
表彰状 |
保健環境センターでは、保健衛生、環境分野における技術職員の資質向上を目的として、毎年専門家を講師としてお招きする特別講演会を開催しており、11月10日、金沢大学の本多准教授に「下水モニタリングによる新型コロナウイルスの流行検知」と題するご講演をいただきました。
昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、実施を見送ることとなりましたが、今年度はWeb関連の設備も整ったことから、当センターの大研修室を拠点に、本多先生はご自身の研究室から、所外の聴講者は各々の職場からリモートでご参加いただく形式としましたところ、遠方の行政関係者、大学の先生方にもご参加いただくことができました。当日は先生のご研究について最新のデータもご報告いただくなど大変興味深いお話を聞くことができ、実り多い講演会となりました。
センター大研修室 |
リモートでご講演の本多先生 |
リモートでの参加者 |
活発な質疑応答もありました |
本年4月、当センターに新しい仲間が加わりましたので紹介します。
まつえ みき 松榮 美希 健康・食品安全科学部 |
<自己紹介>
初めまして。今年度より、保健環境センターに新しく配属された松榮美希と申します。金沢大学大学院で微生物学を専攻しておりました。好きな事は、スポーツと映画鑑賞で、小学校から大学院卒業まで剣道を続けていました。まだまだ不慣れではありますが、県職員に相応しい仕事ができるよう精一杯頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
★担当業務について
食用二枚貝(カキ)中の下痢性貝毒や、農産物中の残留農薬、そして畜産食品中の残留動物用医薬品に関する試験を行っています。
★県職員を志した理由
従事する業務内容の多様性に大きな魅力を感じたからです。県職員は行政・臨床・研究など幅広い分野の業務に従事するので、自身の臨床検査技師の資格と大学院での研究経験の両方を存分に活かすことができると考え、県職員を志しました。
★今後に向けての抱負
まずは担当業務に関する知識と技術の習得を目指して、日々尽力していきたと思います。
最初のうちは戸惑うことも多いと思いますが、様々な事を学び成長し活躍されることを期待しています。
当センターの職員2名が下記のとおり表彰を受けました。
★橋場久雄次長
大気環境や化学物質等の環境分野に永年にわたって携わり、特に優れた功績があると認められたことから、全国環境研協議会東海・近畿・北陸支部長表彰を受賞しました。
★竹田正美主任研究員
食品、医薬品等の試験検査部門に計10年間在籍し、その間に顕著な成績をあげたことが認められ、地方衛生研究所全国協議会東海・北陸支部長表彰を受賞しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、支部総会での表彰式が中止となったため、当センターにおいて所長より表彰状が手渡されました。
橋場次長 |
竹田主任研究員 |
当センターの健康・食品安全科学部職員、児玉洋江研究主幹と中澤柾哉主任技師が、一般社団法人石川県臨床衛生検査技師会(以下、石臨技)から、それぞれ学術業績者表彰、学術功労者表彰を受けました。
学術業績者表彰は、石臨技の名声を高揚する研究、発明、考案を行ったものに与えられるものであり、日本臨床微生物学会雑誌Vol.31 No.1に掲載された「石川県で分離された結核菌株のVNTR分析を用いた分子疫学的解析」で受賞となりました。
なお、上記論文は、当センターの調査研究事業「石川県で分離された結核菌の分子疫学解析(実施期間:平成28年度~令和元年度)」にて得られた成果を投稿したものです。
また、学術功労者表彰は、石臨技の生物化学分析部門検査研究班に長きにわたり属し、石臨技学術・研究部門の発展に多大に貢献したものに対し与えられる表彰です。
令和3年5月31日に当センターにて、石臨技 会長 長原 三輝雄 氏から表彰状が手渡されました。
児玉研究主幹 |
中澤主任技師 |
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