知事談話

 ＜行財政システム改革推進室＞

  本日、行財政改革推進委員会の慶伊会長から、「新しい行財政改革に関する提言」をいただきました。

  行財政改革推進委員会の委員の皆様方には、現行の行財政改革大綱の毎年度の実施状況をご報告するとともに、翌年度に取り組むべき事項について、ご意見やご助言をいただいてまいりましたが、今回、新しい大綱の策定にあたり、「提言」という形でご意見をとりまとめいただくようお願いしていたものであります。

  この提言は、県民アンケートによる県民の皆様のご意見や職員アンケートの結果も踏まえながら、委員の皆様方が幅広い観点から精力的に審議された結果であり、真摯に受け止めたいと考えております。

  提言は、経済の長期停滞と地方分権時代の到来等を背景に、

• 県民参加と県民ニーズの把握
• 政策実行のための体制・運営システムの見直し
• 組織活性化のための人材の育成・確保

など、社会・経済の成熟化に対応した新たな行財政システムへの転換に向け、極めて示唆に富むものであります。

  今後は、この提言を参考に、県民本位の行財政システムの構築に向け、早急に新行財政改革大綱の最終案をとりまとめることとし、来年度からは全庁体制で諸改革の実施に果敢に取り組んでまいりたいと考えております。

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