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菱櫓等復元工事 平成12年7月状況
菱櫓と五十間長屋は、軸組が終了間際です。
菱櫓は4月17日、建て方が行われましたが、現在は、梁が掛かり、束が立っています。長さ約14mの通し柱4本は、間柱と通し貫で堅固に組まれています。また、水平方向は横架材で緊結されています。棟上げ式が8月4日に予定されています。
写真左端に見えるのが、菱櫓の通し柱で、これに続く長屋部分です。梁の架構が完了し、これから小屋組が行われます。
この写真をクリックして拡大すると、長屋壁に木舞が組まれているのが解ります。
外大壁の荒壁及び揚塗壁の漆喰下付の乾燥状況です。
荒壁仕上がり面には、外壁木舞に結ばれた下げ縄が垂れています。この下げ縄と新たに縦横に配した藁縄を塗込んで目潰し、斑直し及び大直しが行われています。
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