菱櫓等復元工事 平成12年6月状況
6月は、大工による軸組工事と、左官による木舞掻き、荒壁塗が行われました。
4月17日、菱櫓の通し柱4本が、足固め、及び二階三階の胴で固定され、通し柱建て込みが完了しました。木綿さらしで養生された柱は、長さ約14mあります。
左の写真では、3層同差しまで横架材が架けられていましたが、5月末には通し柱頂部まで横架材が組まれました。
棟上げも近々です。
下層では、軸組工事完了部分より、順次左官職による木舞掻きが行わていましたが、5月下旬より荒壁塗が始まりました。上塗りのひび割れを防止するため、これから十分な乾燥期間をおきます。