ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成30年第5回県議会定例会) - 平成30年12月4日 - > 議案説明要旨(平成30年第5回県議会定例会) - 平成30年12月4日 - ライチョウの飼育繁殖について
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本県にゆかりが深いライチョウにつきましては、近年、生息数が減少し、国において絶滅危惧種とされております。本県ではこれまで、将来的なライチョウの種の保存を視野に、近縁種であるスバールバルライチョウによる飼育繁殖技術の習得に努め、昨年度には、いしかわ動物園が、全国で四施設目となるライチョウの飼育施設に選定されたところであります。
本年六月に受け入れたライチョウの受精卵については、すべて人工ふ化に成功し、現在、三羽のオスが順調に成育しております。こうした取り組みが高い評価を受け、さらに、本年度中に、オス、メスの成鳥各一羽を受け入れることが決定し、来年春から、繁殖に取り組むことといたしました。これにより、産卵した卵がふ化してヒナとなり、成鳥へと育ち、さらなる産卵につながる一連の繁殖・育成サイクルが、いしかわ動物園内において、整うこととなります。
今後とも、飼育繁殖技術の確立に積極的に取り組み、ライチョウの種の保存に貢献してまいりたいと考えております。
以上
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