ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成30年第5回県議会定例会) - 平成30年12月4日 - > 議案説明要旨(平成30年第5回県議会定例会) - 平成30年12月4日 - オーストラリア、ニュージーランド訪問について
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去る十月、来年日本で開催されるラグビーワールドカップ、さらにはその翌年の東京オリンピック・パラリンピックを契機に、日本への関心が高まっているオーストラリア、ニュージーランドからの誘客拡大を図るため、観光業界の皆様方とともに、両国を訪問いたしました。
両国は、本県への入り込みが、新幹線開業前に比べて約三倍に増加するなど、成長市場となっており、今回の訪問では、観光セミナーの開催に加え、ラグビーワールドカップの公式エージェントや旅行会社、メディア関係者などに対し、本県の食文化の紹介をはじめ、伝統芸能や伝統工芸の実演により、「本物の日本」の魅力を余すところなくアピールいたしました。両国の公式エージェントからは、ラグビーの試合観戦と本県での観光を組み合わせた団体ツアーを追加造成する意向が示されたほか、旅行会社からは、本県での観光を組み入れた新たな旅行商品を造成したいとの声をいただきました。
今後、こうした関係者からの高い評価を具体の誘客につなげていくため、現地の旅行事情に精通した方を、本県の観光PRや旅行商品造成の働きかけを担う「いしかわオセアニア観光特使」に委嘱し、誘客体制の強化を図ったところであります。
また、オーストラリアは、富裕層を中心に、クルーズ人口の比率が世界で最も高いクルーズ先進国でもあります。このため、近年、金沢港への寄港が増加している富裕層向けのチャータークルーズを主催する現地の旅行会社や、船会社に対し、金沢港の魅力をPRし、高い評価をいただきました。
加えて、両国の国際交流団体との間で、本県独自の日本語・日本文化研修プログラムである石川ジャパニーズ・スタディーズ・プログラムへの派遣・受け入れに関する合意書を締結いたしました。先月には、この合意書に基づき、ニュージーランドから初めてとなる研修生が、本県で語学研修を行ったところであります。
以上
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