議案説明要旨（平成26年第3回県議会定例会） - 平成26年5月30日 - 原子力発電所の安全確保について

◎ 原子力発電所の安全確保について

原子力発電所の安全確保につきましては、本年二月、原子力規制委員会による志賀原子力発電所の敷地内破砕帯の現地調査が実施され、その後評価会合が開かれましたが、現状では判断する材料が不足していることから、継続して審査を行うこととされたところであります。申し上げるまでもなく、原子力発電所直下の活断層の有無は、原子力発電所立地の根幹に関わる問題であります。国には、科学的な根拠に基づき厳格な審査を行い、その結果については、地元住民はもとより国民の理解と納得が得られるよう、しっかりと説明責任を果たすことを、引き続き、強く要請してまいります。

県といたしましては、国の現地調査に合わせ、原子力安全専門委員会を立ち上げ、三月に、現地調査を行ったところでありますが、今後の国の評価会合での審査状況を踏まえ、専門委員会において、北陸電力(株)や国の調査について、しっかりと討議してまいりたいと考えております。 
 

以上

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