ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成26年5月30日 - > 議案説明要旨(平成26年第3回県議会定例会) - 平成26年5月30日 - 「魅力ある産業としての農林水産業づくり」について
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第六は、「魅力ある産業としての農林水産業づくり」であります。
県産食材の販路拡大につきましては、新たなアンテナショップを活用し、季節ごとに旬の食材を首都圏のバイヤーやシェフにアピールする商談会を開催することといたしました。
これにより、県産食材の一層の魅力発信を図るとともに、得られた最新の消費動向を県内の生産者に還元することにより、「売れる農林水産物づくり」を積極的に進めてまいります。
世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」につきましては、国内の世界農業遺産の認定地域の連携を通じて、認定効果をさらに高めていくため、七月に認定五地域による「世界農業遺産広域連携推進会議(仮称)」を設立するとともに、五地域が共同して、首都圏において農林水産物の販売や情報発信を行うほか、来年、イタリアで開催される「二〇一五年ミラノ国際博覧会」へ出展する運びとなりました。
来年春に開催する第六十六回全国植樹祭につきましては、先日、式典会場となる木場潟公園において、開催一年前のプレイベントを開催し、多くの県民の皆様方のご参加をいただいたところであります。今後とも開催に向け、本県の様々な魅力を全国へ発信できるよう工夫を凝らし、準備に万全を期してまいります。
海女文化の継承・振興につきましては、先日開催されました県文化財保護審議会において、「輪島の海女による伝統的素潜り漁技術」を県の無形民俗文化財として指定することが適当であるとの答申があったところです。これを受け、文化財の指定にあわせ、県民の皆様に親しみを持っていただくとともに、県内外への情報発信を通じて生業としての海女漁の振興につなげていきたいとの思いから、輪島の海女漁保存振興会に対し、「いしかわ里海の至宝」の称号を授与することといたしました。
現行の長期構想につきましては、県政運営の長期的かつ総合的な指針として平成十九年三月に改定したものであり、これまで、長期構想の基本目標「個性、交流、安心のふるさとづくり」の具現化に向けた取り組みを着実に進めてまいりました。
現行の構想が来年度末に目標年次を迎えることから、北陸新幹線の金沢開業や敦賀延伸など本県を取り巻く環境の変化を踏まえ、新たな長期構想の策定に着手することとし、本年度、まずは、現行の構想の検証や県民意識調査を行うことといたしました。
以上
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