ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年6月10日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年6月10日 - 3 能登半島地震について
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県政史上未曾有の大災害となった能登半島地震の発生から、一年二ヶ月余りが経過いたしました。
道路等の社会インフラの復旧も概ね完了し、輪島市では、本年三月末から公開している「能登ふるさとモデル住宅」に、多くの被災者の方々が見学に訪れるとともに、總持寺周辺地区におきましては、街並みに配慮した店舗等の再建が始まっております。また、穴水町の中心市街地におきましても、大町通り線の整備をはじめ、モデル住宅の建設や土地区画整理事業を一体的に進める創造的復興プロジェクト事業が始まるなど、能登は今、着実に復興の道を歩み始めております。
さらに、来月から十月にかけては、風評被害の払拭に向け、能登地域の経済団体や観光団体、市町などが一体となって、能登半島全体をパビリオンに見立てた「能登ふるさと博」が開催されるとともに、粟津、片山津、山代、山中の四温泉地が連携して、「加賀四湯博」が開催されます。
県といたしましては、こうした取り組みを積極的に支援すると同時に、今後とも、「持続可能な能登の再生と創造」の実現に向け、能登半島地震復興プランに掲げた事業を着実かつ速やかに実行していく所存であります。
なお、能登半島地震の災害対策本部につきましては、復旧事業が概ね完了したことなどを踏まえ、今後は復興に大きく軸足を移していくこととし、今月六日をもって解散したところであります。
さて、本年度の当初予算につきましては、新長期構想に掲げた八つの重点戦略を具現化していくため、その取り組みを本格化、加速させることを念頭に必要な施策を盛り込むと同時に、「行財政改革大綱2007」に掲げた改革項目の実現に向け、着実に取り組む予算として編成したところであります。
現在、その執行に全力を挙げて取り組んでいるところであり、以下、当初議会以降の進展を中心に、その主なものについてご説明申し上げます。
以上
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