ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年6月10日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年6月10日 - 1 小松・台北便の就航について
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本日、ここに、平成二十年第二回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。
はじめに、今月一日、小松空港に念願でありました小松・台北間の国際定期便が就航いたしました。多くの台湾の方々が空港に降り立つとともに、一路台湾に向け飛び立つ初便の姿を見て、本県から世界に向け、新たな扉がまた一つ開かれたことを実感したところであります。
路線開設に至るまでの議員各位をはじめ県民各界各層の皆様方の多大なご支援、ご協力に、そして、空港周辺住民の皆様方や防衛省をはじめとした関係機関のご理解に対しまして、心から感謝を申し上げる次第であります。
この台北便の就航に先立ち、先般、県議会をはじめ経済団体や観光業界の方々、福井、富山両県の関係者とともに台湾を訪問し、台湾政庁及びエバー航空にお礼を申し上げるとともに、今後の友好促進や観光誘客に向けた活動を精力的に行ってまいりました。
台北市におきましては、旅行会社への訪問や観光プレゼンテーションを実施するなど、本県や北陸の魅力を積極的にアピールしてまいりました。また、県内の経済団体と台北市内の百貨店との間で、この秋に観光物産展を開催することが合意されたところであります。
台南県におきましては、八田與一技師の多大な尽力により築かれた烏山頭ダムを視察し、同技師が今もなお、「台湾農業の父」として慕われていることを実感し、感銘を受けたところであります。
今後、小松・台北便を交流の架け橋として大きく育てていくためには、安定した需要の確保に向けた取り組みが重要になってまいります。県といたしましては、関係諸団体と連携し、今後とも間断なく、台湾の方々に本県及び北陸の魅力を発信すると同時に、県内はもとより北陸三県を中心に、台北便を積極的にPRしていく所存であります。
なお、台湾からの帰路には香港に立ち寄り、日本への送客実績の高い旅行会社を訪問し、北陸向け旅行コースの設定を要請してまいりました。先月十六日には早速、中部国際空港便を利用した団体ツアーの第一陣が本県入りしたところであり、今後の香港からの誘客の拡大に繋がるものと考えております。
以上
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