県議会の議案説明要旨 - 平成20年11月27日 - 12  地方分権改革の推進と地方財政基盤の確立について

◎  県政の諸課題の進捗状況について

12  地方分権改革の推進と地方財政基盤の確立について

地方分権改革の推進と地方財政基盤の確立についてであります。

政府の地方分権改革推進委員会は、真の地方分権改革の実現に向け、引き続き、国の出先機関の抜本的な見直しなどについて審議を重ねており、年内にも第二次勧告を取りまとめることとしております。

また、来年度の地方財政対策については、現下の経済情勢から国・地方共に税収の減少が見込まれる厳しい状況の中、必要な一般財源の確保が大きな課題となります。平成十六年度に大幅カットされた地方交付税が復元されておらず、今後も社会保障関係経費の増加が見込まれる現状にあって、地方が躊躇なく地域活性化に向けた取り組みを進めるためには、地方交付税の増額確保をはじめとした地方財政基盤の確立が不可欠であります。

こうした中、全国知事会としても、今月十九日、地方分権改革の推進と地方財政の確立に向けた提言を取りまとめたところであり、今後とも、地方六団体が一致結束して取り組んでいかなければならないと考えております。

 

以上

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