ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年11月27日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年11月27日 - 平成20年7月大雨災害について
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本年七月に発生した浅野川流域の豪雨災害から、四カ月が経過いたしました。
県といたしましては、この間、流出した土砂・流木等の除去や応急仮設住宅の設置など、応急対策に全庁挙げて取り組むとともに、現在、公共土木施設等の本格復旧及び災害予防のための関連工事の早期完成を目指し、全力で取り組んでいるところであります。
さらに、今回、浅野川の市街地における浸水防止対策を促進するため、国の補正予算を活用し、JR橋から中島大橋間の川底掘削に前倒しで着手することといたしました。
また、湯涌地区等においては、八世帯二十四人の方々が応急仮設住宅に入居されており、今後とも、金沢市と連携し、被災住民の方々の生活安定に努めていく所存であります。
かつて経験したことのない、局所的かつ短時間の集中豪雨による今回の水害を検証し、今後の河川管理や水防体制の充実・強化を図るため設置した第三者委員会におきましては、住民アンケートや氾濫シミュレーションの結果などをもとに、従来の水防体制の見直しをはじめ、関係機関との連携や地域住民の協力のあり方などについて、専門的な観点から検討がなされているところであります。引き続きご検討いただき、その結果を来年二月に予定している県水防計画の見直しに反映していく所存であります。
また、被災者の方々に対しましては、水防計画における想定を遙かに超える今回の急激な水位の上昇や水害発生時における県の対応などについて、氾濫シミュレーションの結果も含めて説明をさせていただいているところであり、今後とも、丁寧に対応してまいりたいと考えております。
以上
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