ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成19年6月12日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成19年6月12日 - 4 「みんなで支える安らぎのある社会づくり」について
ここから本文です。
第四は、「みんなで支える安らぎのある社会づくり」についてであります。
少子化対策を県民挙げて強力に推進していくため、本年四月から「いしかわ子ども総合条例」を施行したところであり、その周知を図るとともに、積極的に施策を展開してまいります。
その一環として創設した「ふるさといしかわ子育て応援ファンド」につきましては、多くの皆様方からのご理解を賜り、販売は順調に推移しております。また、四月十九日の県民育児の日から実施している「チャイルド・プレミアム事業」につきましては、先月末時点で、三百八十五店舗のご協力をいただいております。こうした取り組みを通じて、引き続き、地域社会全体で子育てを支援する気運の醸成に努めてまいる所存であります。
障害者施策につきましては、本年三月「いしかわ障害者プラン2007」を策定したところであり、また、障害者自立支援法による新サービスへの円滑な移行に向け、本年三月に設置した基金を活用し、事業者に対する激変緩和措置や利用者負担の軽減など必要な対策を講じることとしております。
平成二十年度からの国の医療制度改革を踏まえ、より住民・患者の視点に立った切れ目のない医療連携体制の構築を図るべく、本年三月に、その方向性及び枠組みを示した暫定的な計画を策定いたしました。さらに、数値目標の設定や医療従事者の確保方策などについて検討を進め、年度内に、新たな医療計画を策定することとしております。
地球温暖化問題につきましては、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告で、気温の上昇は人間生活や農作物、自然環境に重大な影響を与えるとの予測が示されました。温暖化を防止するには、人と環境との関わりを理解し、自らの責任ある行動と保全活動への参画が望まれます。
本県においても、二酸化炭素排出削減に向けて、今月中には、十を超える小売事業者のご協力をいただき、具体的な数値目標を定めたレジ袋削減協定を締結することとしているほか、八月には職員を対象としたノーマイカーデーの実施、九月には加賀、能登、金沢地区におけるエコドライブ教室の開催など、新たな取り組みを進めることとしております。さらに、昨年に引き続き、「県民エコライフ大作戦」を実施し、事業者や県民の方々の省エネ、省資源の意識の醸成や活動の実践・普及を図ってまいりたいと考えております。
以上
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す