ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成19年6月12日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成19年6月12日 - 1 初動対応・応急復旧、被災者の健康管理について
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本日、ここに、平成十九年第三回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。
輪島市、七尾市、穴水町で県内観測史上最大の震度六強を記録するなど、県政史上未曾有の大災害となった能登半島地震の発生から、既に二ヶ月余りが経過いたしました。
この間、県としては、災害対策本部及び輪島市に設置した現地対策本部を中心に、市町と連携しながら、被災者の救援、応急対策に全庁挙げて取り組んでまいりました。
また、応急仮設住宅の設置や被災者に対する救護活動、当面の生活安定や住宅再建に対する支援、風評被害対策など、緊急に対応が必要なものについては、四月十七日に補正予算を編成し、専決処分をいたしました。
こうした結果、上下水道などのライフラインの応急復旧も順調に進み、また、四月二十七日には能登有料道路が全線開通するなど、交通インフラの応急復旧も着実に進みました。そして、先月三日には避難所が閉鎖され、被災者の方々の当面の生活の拠点となる応急仮設住宅も三百三十四戸建設し、入居いただくなど、徐々にではありますが、被災地も落ち着きを取り戻しております。
被災地は、高齢者の方々が多い地域であります。地域の絆を維持しながら、被災者の皆様方が安心して生活できるよう、市町と連携を図りながら、健康管理やこころのケア等について、相談窓口の開設や巡回相談の実施など、きめ細かな支援を行ってまいります。
今後は、去る四月二十五日に設置した「能登半島地震復旧・復興本部」を中心に、被災地である能登の本格的な復旧・復興に部局横断で取り組むこととしており、今議会に、必要な補正予算を提案しているところであります。
以上
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