ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成18年2月6日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成18年2月6日 - 7 いしかわの未来を支える人づくり
ここから本文です。
第七は、「いしかわの未来を支える人づくり」についてであります。
今日的な教育課題である学力向上や教員の資質向上を目指し、教育改革を一層進めるため、従前の石川の学校教育推進会議を発展的に解消し、学力向上教育改革推進会議を設置することといたしました。各界からの教育に対するニーズを把握するとともに、新たな教育施策の実現につなげるため、委員の皆様からのご提言もいただくこととしております。
また、観光が重要な産業の一つである本県においては、国際感覚を身につけ、これからの観光産業を支える人材の養成が重要な課題であり、県立高等学校において、新たなコースの設置検討を行うことといたしました。
県立学校の整備につきましては、金沢錦丘中学校の新校舎や高校との共用体育館が完成し、引き続き、老朽化が進んでいる高校校舎の改築工事に着手いたします。また、小松高校の改築工事が本年三月に完成予定であるほか、七尾高校や七尾東雲高校の建設についても工事の進捗を図っているところであります。
本県初の肢体不自由と知的障害の双方に対応する「石川県立総合養護学校」につきましては、本年四月に肢体不自由部門を開校することとしており、地域における特別支援教育の拠点校として、また、小・中学校等への支援や特殊学級の教員研修等も行う新しいタイプの養護学校として、県民の期待に応えられる学校にしたいと考えております。
今後は、知的障害棟や体育館などの建設のほか屋外運動場の芝生化にも着手し、平成二十年四月の知的障害部門の開校に向け、着実に整備を進めてまいります。
本年五月にオープンする「自然史資料館」につきましては、石川の動植物、化石、岩石の標本等の収集・保管を行い、ふるさとの自然への理解を深めるとともに、体験型学習を提供することで、子どもたちが自然保護の大切さも学べる施設にしたいと考えております。
本年八月に開催されるボーイスカウト運動最大の国際キャンプ大会である「第十四回日本ジャンボリー」につきましては、会場整備や開催体制への支援強化など、準備に万全を期してまいります。珠洲市の「りふれっしゅ村鉢ヶ崎」で開催されるこの大会は、県内外及び国外から約二万二千人の参加者が訪れることとなっており、本大会の成功により、本県の青少年野外活動に対する取組みを全国にアピールしていきたいと考えております。
以上
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す