県議会の議案説明要旨 - 平成15年11月28日 - RDF貯蔵施設の異常発熱事故について

◎  RDF貯蔵施設の異常発熱事故について

RDF貯蔵施設の異常発熱事故についてであります。

去る十月十五日に、志賀町の石川北部RDFセンターの貯蔵サイロで異常発熱が見られ、翌十六日には、RDFを専焼炉へ送り込む搬送コンベア上でRDFの一部が燻焼するというトラブルが発生いたしました。石川北部アール・ディ・エフ広域処理組合では、温度上昇を防止するため、直ちに窒素ガスを注入し、異常発熱の沈静化を待ち、十月二十六日からサイロ内のRDF取り出し作業を行っているところであります。

幸いにも、大事故には至らなかったものの、地元住民の皆様方や関係者各位にご心配をおかけしたことは、RDF化事業を推進してきた県としても、誠に残念なことと考えております。県としては、今回の事故を真摯に受け止め、こうしたことが二度と起こらないよう、石川北部アール・ディ・エフ広域処理組合ともども、事故原因の早期究明に努めるとともに、専門家を交えた委員会を設置して、RDFの保管を含め製造から焼却に至る全過程にかかる安全対策を点検・評価し、県民の皆様方に信頼される施設となるよう努めていく所存であります。

 

以上

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