県議会の議案説明要旨 - 平成12年9月18日 - 3 共に支え合う健康福祉社会の構築について

◎  9月補正予算の概要について

3 共に支え合う健康福祉社会の構築について

第三は、共に支え合う健康福祉社会の構築であります。
施行から五ヵ月余りが経過した介護保険制度につきましては、県内ではこれまで大きな混乱もなく比較的円滑に運営されていると考えております。しかしながら、痴呆性高齢者の要介護度が実態に比べて低く判定されることや、ショートステイが利用しにくい仕組みとなっていることなど制度上の問題もあることから、国に対し強く改善を求めていたところであり、国におきましても検討が開始されたところであります。また、新たな取組みとして、介護サービス利用者を支援するため、利用者から相談を受けたり、サービス事業者へサービス内容の改善を提案したりする介護相談員を、幾つかの市町村にモデル的に配置することといたしております。

また、子育て支援につきましては、冠婚葬祭等により一時的に家庭で育児ができなくなった場合に、保育士等が自宅に出向き乳幼児を保育する事業を新たに実施することとしております。

 

以上

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