県議会の議案説明要旨 - 平成12年9月18日 - 2 環境問題について

◎  社会経済の変革に即応した県政の推進

2 環境問題について

二つめに取り組むべき課題は環境問題についてであります。
「環境ミレニアム元年」と位置付けた本年、県では、環境への負荷が少ない社会構造への転換に向けた取組みを、県民挙げて実践するため、「環境にやさしい石川創造計画」を策定し、その推進を図っているところであります。このため、県におきましては、既にゴミの減量化やリサイクル商品の購入を率先して実践しているところでありますが、この度、さらに省資源・省エネルギーを推進するため、節電・節水装置を整備することといたしました。また、県が主催する行事・イベントにおいても、ゴミの減量化や省資源・省エネルギーの徹底等を実践するため、環境に配慮したイベントマニュアルの作成に着手したいと考えております。今後、県で主催する行事等につきましては、このマニュアルに基づき、環境にやさしい行動を率先して実践することといたします。

また、現在、整備を進めております新県庁舎につきましても、「環境にやさしい県庁舎」として、省資源・省エネルギーを徹底することとし、環境管理システムの国際規格であるISO14001を取得するための取組みを進めてまいりたいと考えております。

さらには、本年五月から六月にかけて、三名の教職員が環境教育の先進国であるドイツで研修を行ってきたところでありますが、その研修成果を広く周知し、県内の環境学習に対する取組みを本格化させるため、「環境教育フォーラム」を開催するとともに、新たに「石川の環境教育指針」の策定にとりかかることといたしました。

 

以上

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